経営・業界動向

ミルボン、容器変更でプラスチックを年間10トン削減

容器ボトルを薄肉化

品質を保ちながら薄肉化に成功した新容器ボトル

ミルボンは、主力商品である「オージュア リーブイントリートメント」17品および「エルジューダ」3品の容器ボトルを、品質を保ちながら薄型化に成功した。プラスチック使用量を年間4.3トン削減できるという。

新容器ボトルは、2023年2月発売の「オージュア インメトリィ」および3月発売の「エルジューダ サンプロテクト」から採用しており、既存商品にも順次適用していく。

詰め替えパウチのキャップを変更

ヘアケア用詰め替えパウチでは130品の容器仕様を、400mLではキャップレスへ変更。600mLと1000mLでは小型キャップに変更した。

400mLはキャップレスに変更してゴミ削減
1000mlはキャップを変更して小型化

これにより、年間5.7トンのプラスチック使用量の削減が見込まれている。

ミルボンは2022年6月に販売されたヘアカラー剤「ENOG(エノグ)」にも、小型化したキャップを採用。従来品と比べ使用プラスチック量を約54%削減している。

>> ミルボンがキャップ小型化、プラスチック量を年間55トン削減

2030年までに30%削減目指す

ミルボンは、商品パッケージとして年間約1000トンの石油由来バージンプラスチックを使用しているが、2020年度比(売上高原単位)で2026年までに15%、2030年までに30%の削減を目標としている。

持続可能な社会の実現をめざし、容器の仕様変更や他製品への応用などを今後も推進していく構えだ。

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