日華化学本決算は増収増益 デミ コスメティクスも堅調推移

経営・業界動向
日華化学本決算は増収増益 デミ コスメティクスも堅調推移

日華化学の2022年12月期決算(2022年1~12月)は、売上高が506億2700万円、営業利益は26億2800万円、経常利益は31億3200万円だった。

期首より新しい会計基準を適用しており、前年比は出していないが、新基準で前期と比較すると売上高は8.6%増、営業利益は10.6%増、経常利益は15.7%増と実質増収増益となった。

化粧品事業全体の売上は減収減益となったが、プロ向け商材を扱うデミ コスメティクスは堅調に推移した。

日華化学の2022年12月期決算

2022年12月期決算(2022年1月1日~12月31日)※連結

売上高

506億2700万円(―)

営業利益

26億2800万円(―)

経常利益

31億3200万円(―)

親会社株主に帰属する当期純利益

21億1400万円(―)

※包括利益 35億8400万円(同21.3%減)

セグメント別の売上高

売上高
(百万円)
セグメント利益
(百万円)
化学品事業36,268
(11.0%増)
1,861
(28.9%増)
化粧品事業13,265
(0.4%減)
2,438
(10.8%減)
その他1,093
(78.5%増)
129
(79.3%増)

化粧品事業は、売上高0.4%減、利益10.8%減。

デミ コスメティクスは堅調に推移したが、⼭⽥製薬における前期特需の反動、⼿指消毒剤の大幅減がマイナス要素となった。

2023年12月期の業績予想

2023年12月期(2023年1月1日~2023年12月31日)※連結

売上高

52億円(前年比2.7%増)

営業利益

2億7000万円(同2.7%増)

経常利益

2億8000万円(同10.6%減)

親会社株主に帰属する当期純利益

1億7000万円(同19.6%減)

文/大徳明子、比嘉廣樹

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