天野氏はアイスタイルでBtoB領域全体を管轄しながら@cosmeの膨大なデータを活用した新ビジネスの構築を行っていた
アイスタイルは第3の柱として、ブランドの包括的なマーケティング活動を支援する「データドリブンソリューション」を本格稼働する。これに伴い、新会社として「アイスタイルデータコンサルティング株式会社」をNODE社と共同で設立する。
東京・六本木一丁目の本社で発表会を開催し、新会社の社長を務める天野博之氏(アイスタイル執行役員兼ブランド体験ユニット長)が概要を説明した。
アイスタイルデータコンサルティング社が提供するサービスは「データ起点コンサルティング」と「生成AIを活用したクチコミ分析ツール」。
メディア・EC・店舗の接点から得られた膨大なデータをCDP(カスタマーデータプラットフォーム)に蓄積していたという。試験期間を経て、独自のビッグデータを活用した2つの新サービスを展開する。
アイスタイルデータコンサルティングには、副社長に押野卓也氏、取締役に山内健太郎氏が就任。事業・サービス創造支援を展開するNODEとの共同設立となる。
「NODE社とは、本事業の立ち上げに向けて連携してまいりました」と天野社長は共同設立の背景について語った。
今回の新規事業のアイデアや技術が実現可能か検証するため、PoC(=ポック。Proof of Concept)として資生堂ジャパンが2018年6月より、協力してきた。SHISEIDOブランドマーケティング部バイスプレジデントの村松美穂氏が、先行した取り組みでの苦労について語った。
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