スマホ片手に「ながらドライ」クレイツの名品、ドライヤーが「ふるドラ」として新登場

プロダクト・技術
スマホ片手に「ながらドライ」クレイツの名品、ドライヤーが「ふるドラ」として新登場

手首を動かすことなく自動でドライヤーの風が拡散され、スマホを見ながら、「ながらドライ」ができる「ふるドラ」

へアケア家電メーカー「クレイツ」から、自動で風がリズミカルに振れる「オートムーブモード」を搭載した、片手フリーでもラクラク根元からすばやく乾く「9012 イオンオートムーブドライヤー(ふるドラ)」が新登場した。

クレイツ東京支社パブリック事業部次長の渡辺淳一氏に話を聞いた。

ファンからの要望に応えてオートムーブモード搭載の「ふるドラ」が新発売

BWJに出展するクレイツへのインタビュー
エアルーバーがスイングして風が揺れながら出てくるオートムーブ式。サロンでプロが行うブローテクニックを再現した

プロの美容師は手を小刻みに動かしながらブローを行うが、この動きを一般の人がするのは難しい。そこで「ふるドラ」は、この”振るテクニック”を自動で出来る機能を搭載した。

「ドライヤーはけっこう重いので振るのは腕が疲れます。その点、『ふるドラ』は手首を動かさずに片手で持つだけでOKです」(渡辺氏)。

ふるふる揺れる風がオーバードライを防ぎ、クレイツ独自技術によるイオン加工で潤い感アップ。230Vに切り替えられるため海外でも使える。「折り畳み式で持ち運びにも便利なので、推し活のための国内外遠征にも海外旅行にも手軽にお持ちいただけます」と渡辺氏。

クレイツ歴代の名品の中にも、オートムーブモード搭載の人気商品があり「ゆれドラ」という商品だそうだ。復活を望む声が多かったため、クレイツのセカンドライン「9012」から「ふるドラ」として新登場し、低価格での販売となったという。

”一生クレイツ”のファン育成

クレイツがプラチナパートナーとなったCREATEs presents IDOL RUNWAY COLLECTION 2025 Supported by TGCのクレイツステージでアイドルが使ったヘアアイロン「マカロンカール」

コスモグループが目指すのは若い世代には手に取りやすい価格帯のクレイツ製品から購入してもらい、少しずつスペックが高い製品へシフトしてもらうことだという。最終的にはコスモグループのブランドの中で最高スペックであるマグネットへアプロ製品を購入してもらうよう、ファンを育成する戦略だ。

新世代へのユーザー層への訴求を強化するため、今期クレイツのイメージモデルに松本ももな(高嶺のなでしこ)を起用し、カラフルでおしゃれなカールアイロン「マカロンカール 32mm」を販売している。

マカロンをイメージしたパステルカラーの「マカロンカール 32mm」

「年齢によって、なりたいスタイルは変わっていくので、それにあったラインナップを揃えています。当社のいろいろな製品を使っていただきたいという思いがあります」と渡辺氏は明かす。

そのため、美容室や美容師と組んで商品開発も行っている。その成功例がAFLOAT(アフロート)とのコラボによるヘアアイロンだという。一般顧客からは、クレイツイオンゴールド加工が施されたパイプとプレートのイメージも強く、クレイツのロングセラー商品だ。

BWJでのクレイツのブース
“巻き髪”カルチャーの元祖サロン「AFLOAT」とクレイツのコラボアイロン

2025年4月28日~30日の3日間、東京ビッグサイトで開催された「ビューティーワールド ジャパン(BWJ)」に出展した。

BWJでのクレイツのブース
ピンク色の華やかなブースにイメージモデルの松本ももなの写真が展示されていた

「9012 イオンオートムーブドライヤー」の販売によって、ドライヤーが面倒と思う層にも、新たにクレイツのファンが増えていくだろう。

マグネットヘアプロドライヤー0
AD(ホリスティックキュアーズ)

■ あわせて読みたい

>> 自動で風がリズミカルに振れるクレイツの「9012 イオンオートムーブドライヤー」【BWJ2025注目出展企業】

>> 【総力特集】ビューティーワールド ジャパン2025の注目ブース10社&人気美容師セミナー

>> ビューティーワールド ジャパン(BWJ)の記事をもっと読む

マグネットヘアプロドライヤー0
AD(ホリスティックキュアーズ)

関連キーワード

注目キーワード

新着記事一覧   トップページ  
Top