
外ハネレイヤーを披露した
東京と神奈川を中心に160店舗以上を展開するKENJÉ(ケンジ)グループ。2025年5月13日、渋谷ストリームホールで、美容学生向けに就職フェアとヘアショーを融合させた「KENJÉ BEAUTY JAM(ケンジ ビューティー ジャム) 2025」を開催した。
ヘアショーやスペシャルゲストによる華やかなステージ

神奈川・藤沢で1971年に創業。約1500名のスタッフを擁し、新卒も約300名を迎えるケンジは、採用に力を入れ、独自の就職イベントを開催している。

就職相談フロアはもちろんのこと、メーカーが7社出展するブースの他、ヘアショーやスペシャルゲストによる華やかなステージが繰り広げられた。
ヘアショーは、入社2年目の若手スタッフによるオープニングステージと、メインステージの2部構成。
昨年のDANKSヘアショーではトリを飾ったケンジにふさわしい、見ごたえのあるステージだった。

>> ケンジが“超最高”のパフォーマンス DANKSヘアショー2024
さらにスペシャルゲストとして、Z世代から圧倒的な支持を受けるメイクアップクリエイター・GYUTAE(ギュテ)氏が登場し、会場を沸かせた。全身脱毛症を発症し、髪やまつ毛、眉毛など全身の毛が生えないというハンデを抱えながらも、メイクを通じてコンプレックスを強みに変える方法を発信し、SNSの総フォロワー数は265万人を越える。「自分にしかない強みを見つけることが大事」だと、美容学生の背中を押した。
憧れの若手美容師によるインタビューも

またケンジには、採用コンシェルジュが在籍し、WEB個別説明会やサロン見学同行などの窓口を担当する。当日のステージは、採用コンシェルジュの岩元茉優さんが盛り上げていた。
ステージの中盤では、若手で活躍する美容師へのインタビューが行われ、入社3年目の飯田萌映さんと松川禅さんが登壇した。

2年連続で社内MVPを達成したBrown・飯田萌映さんが人気を保つ秘訣や、最年少店長であるHYPER・松川禅さんが野望を語り、学生にとって将来像を描く場となった。

ステージの最後に挨拶をした西山和平社長は、「美容師は、色々な経験・体験ができると思います。学校でしっかり勉強して、友達といっぱいお話して、自分の感覚・感性を磨いて、良い美容師になっていただければと思います」と、学生に温かいエールを送った。
■ あわせて読みたい
文・撮影/岡田真麻