
ビューティガレージの2025年4月期連結決算(2024年5月~2025年4月)の売上高は337億2100万円で、前年同期比13.0%増の2ケタ成長を遂げた。
新たな物流センター開設の費用や物流関連コストの増加、販促活動への積極投資を行ったことで、営業利益は6.2%減の15億9400万円だった。
売上高、営業利益、経常利益、純利益
2025年4月期決算(2024年5月1日~2025年4月30日)※連結
売上高
337億2100万円(前年同期比13.0%増)
営業利益
15億9400万円(同6.2%減)
経常利益
15億8400万円(同7.9%減)
親会社株主に帰属する当期純利益
10億1900万円(同6.0%減)
※包括利益 10億4100万円(同5.7%減)
セグメント別の業績概要
事業 | 売上高 (百万円) | セグメント利益 (百万円) |
物販 | 27,733 (13.0%増) | 1,243 (15.5%減) |
店舗設計 | 3,525 (4.4%増) | 273 (38.6%増) |
その他周辺 ソリューション | 2,462 (27.6%増) | 326 (30.0%増) |
主な取り組み
2025年4月期(2024年5月~2025年4月)は、カラログ社やリサスティー社への出資、リクルート社とのID連携、海外事業の再強化などを行った。
〇 「ビューティーワールドジャパン東京」へ出展(5月)
〇 ジムガレージが「スポルテック2024」へ出展(7月)
〇 リクルート社「Air ID」とビューティガレージオンラインショップとのID連携をスタート(9月)
〇 マレーシア現地法人を設立(9月)
〇 「ビューティーワールドジャパン大阪」へ出展(10月)
〇 カラログ社への資本参加(2月)
>> ヘアカラー毛束検証の「カラログ」 ビューティガレージの関連会社に
〇 CVCファンドによるリサスティー社への投資と業務提携(2月)
〇 札幌支店を拡大移転、自転車便も行うEXPRESSストアを開設(2月)
〇 「店舗まるごとリース」大幅リニューアル
>> 「店舗まるごとリース」が初期費用0円に ビューティガレージの出店サポート、5年後1000店舗へ
〇 「ビューティーワールドジャパン東京」へ出展(4月)
今後の予定
なお、2026年4月期(2026年5月~2026年4月)以降は、以下の取り組みを進める。
〇 6000坪の第三DC「柏フルフィルメントセンター」を開設(5月)
〇 スパガレージ(旧・サウナガレージ)を子会社化(5月)
>> ビューティガレージがサウナ・ホテル市場進出 サウナガレージを子会社化
〇 2029年度を最終年度とする新たな中期経営計画を策定(6月)
〇 代表取締役2名のツートップ体制へ移行(7月)
>> ビューティガレージ新社長にBGパートナーズ社長・樺島義明氏 野村現社長は会長兼CEOに就任しツートップ体制へ
2026年4月期の業績予想
2026年4月期(2025年5月1日~2026年4月30日)※連結
売上高
380億8000万円(前年同期比12.9%増)
営業利益
18億4100万円(同15.5%増)
経常利益
18億3000万円(同15.5%増)
親会社株主に帰属する当期純利益
12億9100万円(同26.7%増)
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