アクシージア3Q増収するも利益は前年割れ

経営・業界動向
アクシージア3Q増収するも利益は前年割れ

アクシージアの2025年7月期第3四半期(2024年8月1日~2025年4月30日)は、売上高が100億8000万円と前年同期比10.6%増となったものの、利益はいずれも前年を割り込んだ。

ただし「AGドリンク」のリニューアルによる需要喚起が功を奏し、通期の業績予想は上方修正している。

売上高、営業利益、経常利益、純利益

2025年7月期第3四半期(2024年8月1日~2025年4月30日)※連結

売上高

100億8000万円(前年同期比10.6%増)

営業利益

4億2600万円(同55.3%減)

経常利益

3億4200万円(同70.3%減)

親会社株主に帰属する中間純利益

2億1100万円(同74.0%減)

※包括利益 9100万円(同90.2%減)

主な取り組み

2025年7月期第3四半期(2024年8月1日~2025年4月30日)は、中国市場の状況打開に向けて「AGドリンク」のリニューアルなどに取り組んだ。

○ 「AGドリンク」のリニューアルで需要喚起を図り売上拡大につなげた(4月)

>> おいしくてクイッと飲める! 宇垣美里さん、千葉由佳さんが180万箱突破の「AGドリンク」に太鼓判

○ インフルエンサーによる国内でのライブ販売を実施した

今後の予定

第4四半期(2025年5月1日~7月31日)以降は、以下の取り組みを進める。

○ キリンホールディングス、ファンケルと共同開発の「RevWell Lacto Stick(レヴウェル ラクトスティック)」を中国向けに発売した(5月)

○ 東京証券取引所にスタンダード市場への区分変更を申請。プライム市場の上場維持基準である、流通株式時価総額100億円以上を満たしていない状況が続いているため(5月)

○ 越境ECプロジェクトに関する協定を大連高新区の管理委員会投資促進局と締結した。今後は区内への拠点設立を計画している(7月)

通期の業績予想

前回発表予想から上方修正した。利益率の高い「AGドリンク」のリニューアルと、それに伴う施策の成果が良好だったことによる。

2025年7月期(2024年8月1日~2025年7月31日)※連結

売上高

132億8100万円(前年同期比8.9%増)

営業利益

4億4000万円(同52.1%減)

経常利益

3億4000万円(同69.7%減)

親会社株主に帰属する当期純利益

1億4000万円(同82.4%減)

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