
19歳でデザイナーの登竜門・装苑賞を受賞したコシノジュンコさんを世界の舞台に引き上げたのが1970年の大阪万博。2025年、2回目の万博に挑んだ ©テレビ大阪
1970年の大阪万博から半世紀以上の時を経て、2025年、再び大阪・関西万博という大舞台でユニフォームデザインを手掛けたデザイナー、コシノジュンコさん。
その飽くなき挑戦を追った番組、ザ・ドキュメンタリー『万博に魅せられて ~コシノジュンコが紡いだ半世紀、そして未来~』が、テレビ大阪では3月25日(水)深夜1時50分から、テレビ東京では3月27日(金)深夜2時15分から放送される。
デザイン画は、まずヘアスタイルから描く
コシノさんは、1970年の大阪万博でタカラベルモントを含めたユニフォームデザインを担当。2025年の大阪・関西万博で、再び同社のユニフォームデザインを手掛けたことが話題になった。番組の中では、開幕前に同社の担当者と、打ち合わせを行うコシノさんの様子も登場する。
昨年、タカラベルモントが企画したイベントでは、コシノさんの「ボックスボブ」をカットし続けてきたPEEK-A-BOO代表・川島文夫さんと対談。ファッションとヘアという異なる業界で日本を世界のモードシーンに押し上げてきたレジェンドの共演が実現した。

>>【徹底レポート】川島文夫さん×コシノジュンコさんトーク 未来をデザインする“挑戦と実験”
川島さんは、コシノさんのデザインを「50年先を見越してつくるもの。今見ても全然古くない」と評した。コシノさんは答える。
「私はデザイン画を描くときはまず、ヘアスタイルを描くんですよ。顔は“丸”描いて洋服だけ、という人もいますが、私はできない。トータルで描かないと、成り立たない」
貫いてきたヘアスタイルは「自分の生き方」
コシノさんのトレードマークは、前髪をⅤ字にしたおかっぱスタイル。この髪型を中学生時代からずっと貫いている。ヘアスタイルを「自分の生き方の象徴」と位置づける彼女にとって、美容室は単なるメンテナンスの場ではなく、未来への自信を醸成する場所なのだ。

>> コシノジュンコさん特別インタビュー 「スケッチはヘアスタイルから おかっぱヘアは中学生から」
美容師について「時代を反映して美を追求して。それが社会を向上させ、発展させていくので、ものすごく大きな大切なこと」と語ったコシノさん。
1970年は「挑戦」、2025年は「実験」。2度の万博を通した、美の哲学の進化を感じてみたい。
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