乳がん闘病中のアイドルが医療用ウィッグPR

経営・業界動向
乳がん闘病中のアイドルが医療用ウィッグPR

NPO法人全国福祉理美容師養成協会(ふくりび。愛知県日進市、赤木勝幸理事長)は、医療用ウィッグのイメージガールに、元SKE48の矢方美紀さんを起用した。

全国120の美容室で医療用ウィッグを販売

がんの治療においては、髪・肌・爪などの外見に現れる副作用も患者を苦しめるため、アピアランス(外見)へのサポートが大切だとされている。

ふくりびは、医療・介護・理美容・ファッションなどの専門家が参画する多職種協働のプロフェッショナル型NPO。

2015年に「アピアランスサポートセンターあいち」、今年5月に「アピアランスサポートセンターTOKYO」を開設。数多くの美容師が協力し、訪問理美容サービスの提供、訪問理美容師の養成、医療用ウィッグの製造販売などに取り組んでいる。

ふくりびの医療用ウィッグは人毛100%でありながら、セミロングまで対応できるタイプが6万円(税別)、スーパーロングタイプが9万円(税別)。アピアランスサポートセンターを始めとする専門施設、全国120拠点の美容室で、がん治療の副作用である脱毛に悩む人向けに販売している。

ウィッグ着用し、タレント活動継続

 SKE48に7年半所属し、チームSのリーダーを務めた矢方美紀さん。ステージ2Bの乳がんにより、25歳の今年、左乳房全摘出とリンパ節切除の手術を受けた。

現在は、治療を受けながら、ふくりびの医療用ウィッグを着用して、タレント活動を継続。乳がんの早期発見・セルフチェックの重要性を伝えるとともに、治療を続けながら普通の生活を送る姿をSNSを通じて日々発信している。

今後は、イメージガールとして、全国の病院などで配布される医療用ウィッグのパンフレットやポスター、WEBにて専属モデルを務める。

治療と社会生活を両立。闘病中でも自分らしく

厚生労働省健康局によると、働きながら、がん治療を行っている「ながらワーカー」は全国で約32万5000人に上る。

ふくりびでは、治療をしながらタレント活動を続けている矢方さんを起用することで「闘病中でも自分らしく在りたい」という患者とNPOのサポートがつながっていくことを目指す。

11月・12月に、名古屋・東京で開催される「アピアランスサポートセミナー2018」にも矢方さんが登壇する予定。治療と就労継続、アピアランスサポートについて、医療関係者や企業の人事担当者らと「自分らしく治療を続けながら働くこと」について意見を交わす。

矢方美紀さんのコメント

「毎日の生活で明るくなれたのは、ウィッグも大きな理由のひとつです」

このたび、ふくりびウィッグのイメージガールに就任させていただきました!

抗がん剤治療が始まり、脱毛によりいろいろなウィッグを利用しましたが、なかなかイメージに合うものがなく、お手入れも大変。仕事中もナチュラルに過ごせるか?と日々悩んでいました。

そんな中、初めてふくりびさんのウィッグを着用したときの感動は衝撃的でした。自分の毎日の生活で明るくなれたのは、ウィッグも大きな理由のひとつです! ヘアスタイルも含め、日々のお洒落は大切なモチベーションにつながっています! 本当に感謝しています☆

同じ悩みを持つたくさんの方にも、素敵なウィッグで毎日のおしゃれをあきらめないで過ごしてほしいと思っています。

 

◆NPOふくりびの活動に興味をもたれた方に。「ふくりびの本」

「技術からマネジメントまで 訪問理美容スタートBOOK」

「訪問理美容アクションBOOK」

 

◆「アピアランスサポートセミナー2018」の詳細はこちら

http://www.fukuribi.jp/blog/2018/09/post-326-630730.html

 

◆矢方美紀さんオフィシャルブログ

https://ameblo.jp/yakata-miki/

 

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