集客・採用

エキテン、「Google で予約」に対応

エキテンもついに対応

「Google で予約」は、検索結果の画面からそのまま予約できるため、一般ユーザーの手間がなく、予約につなげやすいのがメリットだ。

美容業界における「Google で予約」の利用状況としては、2020年5月にリザービア、同年11月にEPARKビューティー、2021年1月にティビィシィ・スキャツトがスタートしている。

先行企業から遅れること1年あまり、ついにエキテンも「Google で予約」に対応した。

エキテンは掲載費用や予約の成果報酬なしで利用できるため、集客・予約サイトにはお金を使わないと決めているサロンも、Googleからの導線をつくりやすくなる。

「Google で予約」の認知度と利用率

エキテンを運営する株式会社デザインワン・ジャパンが、エキテンのネット予約利用店舗を対象に行った調査によると、「Google で予約」の認知度は7割に上るが、実際に利用しているのは1割強にとどまっている。

編集注)この調査は2020年10月実施のため、美容サロンにおける当時の認知度はこれより低いと思われる。一方、飲食業界では2018年から「Google で予約」が導入されており、エキテンは全業種対応であることから上図結果になっていると推察される。

「Google で予約」を利用しない理由

利用していない理由については、「連携方法がわからない」が30.5%(回答店舗279店中の85店)、「連携できる予約システムがない」が25.5%(同71店)だった。

エキテンでは「中小事業者には、システムの理解・設定・運用が課題となっている」と分析。

また、今回の「Google で予約」への対応開始について「コロナ禍の大変なときだからこそ、3密を避けるネット予約の導入を促進し、店舗の運営を支え、店舗への送客を増やすために間口を広げることが重要と考えた」としている。

エキテンのネット予約、昨春より全業種に対応

エキテンは、2007年6月にサービスを開始。2020年2月より、「エキテン ネット予約」を飲食店、クリニック、理美容室、エステティックサロンなど全業種にリリースした。

掲載店舗数は約519万店、口コミ掲載数は累計で約370万件(2021年8月末現在)に上る国内最大級の口コミ・ランキングサイト。運営をになうデザインワン・ジャパンは東証一部に上場している。

AD(Salon.EC)
Share