薄毛の人のボリュームをみてみましょう。20~69歳のスクリーニング調査で、「薄毛である」と回答した人は、男性は26.0%、女性は8.0%です。特に男性は4分の1以上が薄毛であり、マーケットボリュームが大きいです。
さらに「薄毛でないが不安がある」は、男性は21.5%、女性は24.6%。「予防」に対するニーズも高いことがうかがえます。
薄毛が気になりだした年齢は、男女とも若年化しています。
2022年は、男性は37.9歳、女性は41.1歳。薄毛は生活習慣の影響も受けるといわれますので、コロナ禍での生活変化も影響しているのかもしれません。
「薄毛が気になりだした年齢」の年代別のボリュームゾーンでは、男性は30代、女性は50代という結果に。男性は薄毛を気にする人は、20代では女性の倍近くも存在! 30代、40代と女性を上回っています。
ところが40代から50代にかけて、男性のスコアは大きく下がります。つまり薄毛対策に興味のある人は、男性はミドル層よりも若年層のほうがシェアは高いのです。
一方、女性のピークは50代。オトナ世代の女性に対する提案が有効そうです。
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