国内最大の業務委託美容室であるAgu.の店舗数は、800店舗超(記事公開時点)。直営店、そして33名のフランチャイズ(FC)オーナーが運営するFC店舗が全国各地にあります。今回取材に向かったのは、仙台駅からすぐのオフィスです。
お話を聞かせていただいたのは、スタイリスト歴17年の宮森由実(みやもり・ゆみ)さん(Agu hair chiaro勾当台公園店)と、スタイリスト歴8年の菊池茜(きくち・あかね)さん(Agu hair jill仙台駅東口店)。
お二人とも5年ほど前、ライフステージの変わり目でAgu.に入り、トップスタイリストとして活躍しています。
「通常のサロンだと土日の休みは取りづらいので、働き方の融通がきくところを探してAgu.を見つけました」(宮森さん)
「私は結婚を機にAgu.に入りました。旦那さんが土日休みなので、どちらかは夫婦の休みを合わせたいなと思って。友だちがAgu.で働いていたので、シフトが自由だというのは聞いていました。今は、日曜を休みにして週5日働いています」(菊池さん)
Agu.のシフトは完全自由! 休みの日を自分で選べるだけでなく、働く時間もライフスタイルに合わせて決められるのが魅力です。
「子どもを保育園に預けてからお店に向かい、朝10時から夕方4時半までサロンワークをしています。5時前にお店を出て子どもを迎えに行けば1時間ほどで家に着くので、そこから夕飯をつくって7時頃には食べられるんです」(菊池さん)
Agu.で働くスタイリストは、全国に3,572名(2022年10月末時点)。子育て真っ最中の人もたくさんいます。菊池さんのように週末を休みにしたり時短にしたりとシフトを工夫して、仕事と家庭を両立しているそうです。
「時短勤務はお客さまがつきにくい」「稼げない」というイメージもありますが、Agu.グループの来店客は年間で430万人を超え、新規客も多いため、どんどん入客できます。
「駅近」「ハイクオリティデザイン」「カジュアル価格」がAgu.の信条。立地や価格の優位性、予約ポータルサイトにおける上位表示などの戦略とブランディングにより、圧倒的な集客力を誇ります。
昨今はSNSでの自力集客も盛んとはいえ、負担の大きい集客をサロン側が負担してくれるかどうかは働きやすさ、稼ぎやすさを左右するポイントです。