ミルボン1Q 「オージュア」「エノグ」好調で増収、イベント復活で減益

経営・業界動向
ミルボン1Q 「オージュア」「エノグ」好調で増収、イベント復活で減益

ミルボンの2023年12月第1四半期決算(2023年1~3月)は、売上高が前年同期比7.3%増の103億4000万円、営業利益が同20.1%減の11億9500万円の増収減益だった。

ミルボン第1四半期決算

プレミアムブランドの「オージュア」「グローバルミルボン」が順調で2桁成長を達成し、「エノグ」も堅調に推移、海外事業も韓国が好調で、全体売上高は前年同期比7.3%増で100億円を超えた。

一方、利益については営業利益が20.1%減、経常利益が28.6%減と落ち込んだ。原材料価格の高騰を大きく受けたこと、またコロナ禍で自粛していたイベントを再開したことで販売促進費や旅費交通費が増加したことが利益を圧迫した。

2023年12月期第1四半期決算(2023年1月1日~2023年3月31日)※連結

売上高

103億4000万円(7.3%増)

営業利益

11億9500万円(20.1%減)

経常利益

11億6700万円(28.6%減)

親会社株主に帰属する当期純利益

8億8200万円(24.4%減)

※包括利益 10億5200万円(41.2%減)

部門別の売上高

売上高
(百万円)
ヘアケア用剤5,969
(11.9%増)
染毛剤3,922
(3.2%増)
パーマネントウェーブ用剤301
(4.4%減)
化粧品126
(7.7%減)
その他20
(58.0%減)

2023年12月期の業績予想

2023年12月期(2023年1月1日~2023年12月31日)※連結

通期の業績予想は、直近に公表されたものから修正はなかった。

売上高

492億円(前年比8.8%増)

営業利益

83億円(同9.9%増)

経常利益

82億5000万円(同5.4%増)

親会社株主に帰属する当期純利益

58億円(同4.0%増)

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編集・文/大徳明子 文/比嘉廣樹

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