
「チェックイン」「広告動画配信」「メッセージテロップ」「カルテ・予約情報」の機能を備える
予約一元管理プラットフォームの「ビューティーメリット」を展開するサインドが、スマートミラー事業に参入する。
名称は「BM Smart Mirror(スマートミラー)」。 2025年6月16日~17日にインテックス大阪で開催される「第10回アジアビューティエキスポ(ABEX)」でβ版(試用版)を初披露する。
チェックイン、広告、テロップ、カルテ機能を搭載

システムを内蔵しインターネットにつながっているため、さまざまな情報やコンテンツを発信できるスマートミラー。
新登場の「BMスマートミラー」は、「チェックイン」「広告動画配信」「メッセージテロップ」「カルテ・予約情報」の機能を備える。
① チェックイン
チェックインすると顧客情報とミラーが連携し、予約情報の表示や属性に応じた広告配信ができる。
② 広告動画配信
カットやヘアカラーの待ち時間を活用し、広告動画を配信。性別や年齢、過去の施術内容や店販商品の購入履歴から顧客に適した動画を配信する。
③ メッセージテロップ
キャンペーンの告知やスタッフの出勤予定などを顧客にさりげなく伝えられ、コミュニケーションのきっかけづくりになる。
④ カルテ・予約情報
来店した顧客と一緒にカルテなどの画面をみながらコミュニケーションすることで、充実したカウンセリングが実現でき、お客さまの満足度を向上させる。
施術時にカルテ情報や前回の内容を確認しながら精度の高いカウンセリングを行ったり、施術中に画面に広告を配信し、店販商品やキャンペーンを案内したり、新たなサービスにつながる。
ABEXで先行導入サロンが無料セミナー
複数の企業が参入し、すでに撤退も起きているスマートミラー事業。
先行している事例では、タカラベルモントが2022年11月に自社の展示会で発表した「ECILA(エシラ)」が頭ひとつ抜けている。

今回は美容サロン向け予約一元管理のシェアナンバーワン企業から満を持して投下されるスマートミラーとあって、「ビューティーメリット」と連動したチェックイン機能やカルテ・予約管理機能の利便性に期待が集まる。
初披露となる「第10回アジアビューティエキスポ」では、先行導入していたサロンが登壇し、無料セミナーが開催される。
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