
理美容店舗向け予約管理システム「ビューティメリット」を運営するサインドが発表した2026年3月期第2四半期決算は、売上高が前年同期比13.1%増の12億2100万円、営業利益が同15.6%増の1億5700万円と増収増益となった。
契約店舗数が前年比16.2%増の2万2193店舗と順調に推移し、業績に寄与した。
売上高、EBITDA、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する中間純利益
2026年3月期第2四半期(中間期)の連結業績(2025年4月~9月)
売上高
12億2100万円(前年同期比13.1%増)
EBITDA
3億1800万円(同6.6%増)
※EBITDA:営業利益+減価償却費+のれん償却費
営業利益
1億5700万円(同15.6%増)
経常利益
1億5300万円(同16.9%増)
親会社株主に帰属する中間純利益
8600万円(同56.3%増)
主な取り組み
○ LINEミニアプリからチケットやプランを購入・予約時に利用できる仕組みを新たにリリース
○ インターネットと接続し、鏡の大画面にさまざまな情報やコンテンツを発信できる「BM Smart Mirror」β版を提供開始(5月)
>> サインドがスマートミラー事業参入 「BMスマートミラー」のβ版を提供開始
◯ POSシステム「Salon Answer」との連携により、会計時の業務効率の向上を実現(8月)
今後の予定
◯ 理美容店舗向けスマートミラー「BM Smart Mirror」を正式リリース。顧客の滞在時間に対してパーソナライズした各種サービスを提供。リテールメディアとして新たな収益源を強化(11月)
◯ 2026年3月期中に「キャッシュレス決済サービス」をリリース予定。POSシステムとの連携により、流通取引総額を源泉とした収益モデルの拡大を図る
◯ 集客サイトやPOSシステム、理美容関連の事業者などのパートナーとの連携強化により、膨大なデータを活用した店舗DXを支援
◯ 顧客ネットワーク「ビューティメリット」と、パートナーネットワーク「かんざし」の統合による、顧客・パートナーの拡大を活かしたネットワーク効果で、契約店舗数の増加を目指す
通期の業績予想
2026年3月期(2025年4月1日〜2026年3月31日)※連結業績
売上高
25億8200万円(前期同期比15.2%増)
EBITDA
6億4500万円(同13.0%増)
営業利益
3億1500万円(同32.9%増)
経常利益
3億200万円(同32.5%増)
親会社株主に帰属する中間純利益
1億6400万円(同46.1%増)

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