
今年で3回目を迎える「KAMI-1(カミワン)グランプリ」は、美容師や美容室を3つ星で表彰する「KAMI CHARISMA(カミカリスマ)」と連動した映像作品コンテスト。
今回より横型動画と縦型動画の2部門となり、5796の応募作品が集まった。
2025年12月9日に東京・日比谷の帝国ホテルで開催された「カミカリスマ アワード」の冒頭、「カミワングランプリ2025」の表彰が行われた。
賞金総額600万円の豪華コンテスト、5796作品が集まる
カミワングランプリは40歳以下の理美容師が対象で、個人またはチーム(2~4人)で参加する。
年々参加者が増加しており、プレ開催の2022年は1008作品、2023年は2260作品、2024年は4120作品、そして今年は5796作品が集まった。
縦型部門は、昨年のグランプリ受賞者である雨宮雄三氏(OCEAN TOKYO OVER)が制し、2連覇を果たした。横型部門はSHIMAの田代時男氏がグランプリに輝いた。田代氏はプレ開催から参加しており、初回はコンビで8位だったところから絶えまぬ努力が実を結んだ。
海外の美容師も受賞
今回の応募規定もこれまでと変わらず「理美容を通じて次代を創造する映像。どんな映像でも構いません。理美容師としてのプライドを持った映像作品でご応募ください」。審査は”美容師審査員”と”クリエイティブ審査員”によって行われた。
また新たに海外からのエントリーも可能となり、横型部門のベストスリーにはドバイのPavel Sheff氏(beauty expert)が入った。
部門グランプリの雨宮氏、田代氏には、朝日氏からトロフィーと賞金300万円が贈られた。
2026年は理美容学生も参戦
なお来年は、理美容学生の部門が新設される。
SNSでの集客が盛んになり、美容師に発信力が求められるようになった今の時代の動画コンテストとして、さらに参加者も増えて規模を拡大していきそうだ。
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取材・文・撮影/大徳明子

