美術館で、日本髪を結うデモンストレーション

12月15日・ポーラ美術館 結髪師の林照乃氏が実演


写真左は束髪。右は結髪雛型「二百三高地髷」

 

 12月15日、ポーラ美術館(神奈川県・箱根町)で、日本髪を結うデモンストレーションイベントが行われる。

 12月8日から開催される「モダン美人誕生 岡田三郎助と近代のよそおい」展の関連イベント。よそおい展では、絵画やポスター、写真、化粧道具、染織史料など約200点の作品や資料を展示し、よそおいの歴史や美意識の変遷を紹介する。

 江戸時代には数百を数えたというバリエーション豊かな日本髪。明治時代に入り西洋の文化が流入した後も、しばらくは日本髪が結われ続けたが、束髪(そくはつ)と呼ばれる髪型が提案され、日本髪は衰退していったという。

 今回のイベントでは、結髪師の林照乃氏が、江戸時代から明治時代にかけて結われた「日本髪」から、明治・大正時代に流行した「束髪」に結いなおす。また、ポーラ文化研究所シニア研究員の村田孝子氏が解説を行う。

◆開催要項
日時:12月15日(土)14:00~16:00(開場 13:00)
場所:ポーラ美術館・講堂
参加費:無料(要当日入館券)
申込方法:事前申込不要、先着80名

◆講師

林 照乃氏(はやし・てるの 結髪師)
1947年牛山美容文化学院卒。その後、日本特殊美容技術研究所で日本髪を習得し卒業。山田かつらに入社し、新宿コマ劇場でかつらの結い上げを専任。フリーになった後、テレビや舞台、映画などの仕事でもかつらや地毛の結い上げに活躍。ポーラ文化研究所発行『結うこころ―日本髪の美しさとその型』の中でもモデルを使って結い上げと解説を担当している。

村田 孝子氏(むらた・たかこ ポーラ文化研究所 シニア研究員)
日本と西洋の化粧史、結髪史の研究者として、セミナー講演、展覧会、著作などで発表。日比谷図書文化館「てらこや」特別講座講師、2005年~ビューティサイエンス学会常任理事、2014 年~江戸東京博物館 外部評価委員。主な著書に『眉の文化史』、『モダン化粧史』、『日本の化粧』、『結うこころ、日本髪は語る』などがある。

 


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