初心者から上級者まで対応する「大手フィットネスジム」

大手フィットネスジムとは、「コナミスポーツクラブ」や「セントラルスポーツ」、「ゴールドジム」などが運営する会員制ジムのことです。

マシンの数や種類が豊富なので、初心者から上級者までレベルに応じたトレーニングができます。ダンベルなどを使ったフリーウエイトができたり、プロテインなどを飲めるラウンジがあったり、トレーニング用のグッズや服などを買ったりすることもできます。

レンタルウェアもあるので、手ぶらで行くことも可能です。サービスが充実しているので、初心者にも向いています。

筋力トレーニング以外に、ヨガレッスンやダンスレッスン、暗闇フィットネスなども行っていたり、プールやサウナなどの施設が充実していたりするので、幅広い層の人が楽しめます。すべてにおいてバランスが取れているのが大手フィットネスジムです。

また最近は、「エニタイムフィットネス」や「ジョイタイム24」などの365日24時間利用できるジムも増えてきました。こちらは時間帯によってトレーナーがいないこともあるため、初心者の方はトレーナーがいる時間をチェックしておきましょう。

大手フィットネスジムのデメリット

デメリットは、スタッフの習熟度にバラつきがあることでしょうか。初心者には心強いのですが、中級者、上級者から見ると知識の足りないトレーナーがいるのも事実です。中級者以上は1人でできる人も多いので、デメリットと言うほどでもないかもしれませんが。

また、幅広い層が集まるため、なかには、トレーニングよりも出会いを求めているという人もいます。恋愛トラブルに巻きこまれないよう注意し、困ったときはスタッフに助けを求めましょう。

トレーナー選びが大事な「パーソナルジム」

パーソナルジムは、トレーナーがマンツーマンで指導するのが特徴で、規模の小さいジムが多いです。「ライザップ」などが有名ですね。

オーダーメイドのトレーニングメニューを組めるので、初心者から中級者、上級者まで、誰でも自分に合ったトレーニングができます。

ただ、トレーナーには個人差があるので、上級者なら自分の求める力量があるか、初心者ならわかりやすく教えることができるかなど、自分の求めるトレーナー像に合っているかで選んでください。

マンツーマンなので、トレーナーが自分に合うかどうかは本当に大事です。必ず見学してから選ぶことをおすすめします。

今日のまとめ

今回はレベル別トレーニグジムの選び方についてお伝えしました。ジム選びの参考にしてください！

次回、連載第33回「ホームジムの作り方編」は8月23日（火）公開です。毎週アップしていくので、一緒に続けていきましょう！

以上、バズーカ岡田でした！

■ 連載
→ 「バズーカ岡田の最強ストレッチ＆エクササイズ」の記事一覧を見る

■ 前回の記事
→ 31.【トレーニングジムの選び方／種類別編】生涯理美容師の身体づくり！バズーカ岡田の最強ストレッチ＆エクササイズ

■ 読者アンケート
→ バズーカ岡田さんへの質問大募集　※抽選で豪華プレゼント

バズーカ岡田（岡田隆）

日本体育大学体育学部教授/理学療法士

日本オリンピック委員会科学サポート部門員/日本ボディビル＆フィットネス連盟ジュニア委員長/株式会社ジムガレージ取締役
1980年生まれ、愛知県出身。日本体育大学体育学部卒業、日本体育大学大学院体育科学研究科修了（体育科学修士）、東京大学大学院総合文化研究科単位取得満期退学。トレーニングは「心と体を鍛えるもの」をポリシーに、自らも選手・ボディビルダーとして活動しつつトレーニングを指導。骨格筋評論家として「ホンマでっか!?TV」などメディア出演多数。自身がプロデュースするジム「STUDIO BAZOOKA」、ボディケアスタジオ「ACTIVE RESET」を運営。
▽STUDIO BAZOOKA＝studiobazooka.com
▽ACTIVE RESET＝activereset.com
▽YouTube＝バズーカ岡田の筋トレラボ

監修／岡田隆（バズーカ岡田）、八角卓克　構成・編集・取材／大徳明子　取材・文／大山くまお　撮影／上米良未来