アートネイチャー1Qは減収減益 女性向け既製品は堅調もオーダーメイド不振

経営・業界動向
アートネイチャー1Qは減収減益 女性向け既製品は堅調もオーダーメイド不振

アートネイチャーの2025年3月期第1四半期(2025年4月1日~6月30日)は、売上高が99億7100万円(前年同期比1.9%減)、本業の儲けを示す営業利益は2億1400万円(同45.2%減)となった。

メンズ製品の売り上げが大きく減り、レディース製品は横ばいだった。

売上高、営業利益、経常利益、純利益

2025年3月期第1四半期(2025年4月1日~6月30日)※連結

売上高

99億7100万円(前年同期比1.9%減)

営業利益

2億1400万円(同45.2%減)

経常利益

2億4200万円(同39.2%減)

親会社株主に帰属する当期純利益

1億2000万円(同40.0%減)

セグメント別売上高の概要

事業売上高
(百万円)
セグメント利益
(百万円)
男性向け5062
(3.5%減)
3051
女性向け3213
(1.7%減)
2052
女性向け既製品1365
(4.6%増)
1111
※()内は前年同期比

主な取り組み

2025年3月期第1四半期(2025年4月1日~6月30日)は、主に以下に取り組んだ。

〇 メンズウィッグ新商品「レクア リアル(REQUA REAL)」を発売

〇 レディースウィッグ新商品「ビューティアップ アシスト」と「ビューティアップ プラチナライン」を発売

〇 医療用ウィッグ「アンクス(ANCS)」を第33回日本乳癌学会学術総会にブース出展

〇 「アートネイチャー」の豊橋、鹿児島店舗を移転リニューアル

〇 「レディースアートネイチャー」の豊橋、鹿児島、刈谷店舗を移転リニューアル

今後の予定

第2四半期(2025年7月1日~9月30日)以降は、以下の取り組みを進めている。

総合ショッピングサイト・au PAY マーケットに「アートネイチャー・オンライン」が出店

〇 株主優待制度「アートネイチャー・プレミアム優待倶楽部」新設

〇 そごう横浜店 ビューティーフロア ヨコハマビューティーステージにて「アートネイチャー・オンラインショップ 特別販売イベント」を期間限定で初開催

〇 「レディースアートネイチャー 銀座サロン(仮称)」が移転リニューアル

今期は、中期経営計画「アートネイチャー アドバンスプラン2023~2025」の最終年度であり、2027年の創立60周年に迎えて積極的に施策を打っていく。

通期の業績予想

2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)※連結

売上高

476億2300万円(前年同期比9.9%増)

営業利益

27億7800万円(同27.4%増)

経常利益

28億4400万円(同26.4%増)

親会社株主に帰属する当期純利益

14億6400万円(同78.2%増)

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