
milbon:iDと連動するスマートサロンの1号店となった「MINX Shibuya smart salon」
ミルボンのBtoBtoC型ECである「milbon:iD(ミルボン アイディー)」の登録会員数が100万人を突破した。
2025年11月4日の同社発表によると、2020年のスタートから順調に会員数を増やし、当初目標としていた「2026年に100万人」を1年前倒しで達成した。
1回あたりの平均購入額は1万4435円
milbon:iDは、登録美容室で対面カウンセリングを受けた人のみが利用できるオンラインショッピングサービス。美容室がmilbon:iD上に出店し、その売上は美容室に計上される仕組みとなっている。
2025年10月時点で登録美容室店舗数は47都道府県で6500軒を超える(スマートサロンは今年3月末時点で69軒)。
1回あたりの平均購入額は1万4435円で、美容室店頭での5011円の約2.9倍に上る。また、商品購入後1年以内の再購入率は65%と、店頭購入時の40%を大きく上回っている。
導入事例をあげると、MINX ginzaでは、物販の平均売上比率が8.8%から15%に向上。1人あたりの平均購入額もEC利用が1万2553円、店頭購入が4694円とECが好調だ。

ミルボン社員によるライブコマースも
サポート機能も段階的に実装してきた。美容室での施術内容や使用アイテムの履歴などをお客さまがマイページで確認・購入できる「STYLE STOCK(スタイルストック)」や、ミルボン社員によるライブ配信を視聴しながらリアルタイムで質問や購入ができる「LIVE SHOPPING(ライブショッピング)by milbon:iD」を提供している。
お客さまには「美容師からの提案をもとに非来店時でも商品を購入できる体験」を、美容室には「運営負担なく新たな収益機会」を提供するmilbon:iD。11月4日より、会員数100万人突破を記念したキャンペーンを実施しており、更なる拡大を図る構えだ。

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