ホルムズ海峡封鎖で経済に大打撃!? 宮原健太の週刊タイパニュース(124)

特集・インタビュー
ホルムズ海峡封鎖で経済に大打撃!? 宮原健太の週刊タイパニュース(124)

アメリカイランの間で起きている大規模交戦。

その中で、私たちの生活を支えるエネルギーである原油価格が高騰しています。

今回の「週刊タイパニュース」では、最新の国際情勢について解説していきます。

イラン情勢の緊迫化で原油価格が高騰!

こんにちは!ジャーナリストでVTuberとしても活動している宮原健太です。

前回、アメリカはなぜイランに対して攻撃を仕掛けたのか解説しました。

これまでの反米体制を覆すことを狙ったわけですが、トランプ大統領の思惑に反して、イランは徹底抗戦を続けています。

そうした中で、この戦争状態が国際情勢や世界経済に大きな影響を与えています。

その中でも大きいのが原油価格の高騰です。

ホルムズ海峡の封鎖が世界中に影響

なぜ、原油価格が高騰しているのか。

その背景には、アメリカの攻撃を受けてイランがホルムズ海峡を封鎖したという事態があります。

ホルムズ海峡の内側にあるペルシャ湾にはサウジアラビアやアラブ首長国連邦が面しており、世界に流通している原油の約2割、日本が輸入している原油の9割以上がここを通過しています。

そんな交通の要衝が封鎖されてしまったので、世界的に原油価格が高騰、世界経済に影響を与えているのです。

原油は枯渇してしまうのか?

一方、ホルムズ海峡が封鎖されたからといって、すぐに世界中の原油が枯渇するわけではありません。

例えば日本は、万が一の時に備えて備蓄している原油が250日分もあり、それを国内に放出することで供給不足は補えると言われています。

また、世界的にも国際エネルギー機関に加盟している国々が備蓄している原油を市場に放出することによって、ホルムズ海峡封鎖によって減少している原油の流通量を補おうとしています。

ただ、それでも不安定な国際情勢を受けて原油価格が高騰してしまうところはあるので、早くイラン情勢が収束することが望まれます。

ホルムズ海峡の封鎖によって原油価格が高騰している

日本でもガソリン価格が高騰

なお、日本でも原油価格の高騰を受けてガソリン価格が上がっていますが、高市政権は先ほども述べた国内への備蓄放出のほか、補助金を小売事業者に支給することで価格を引き下げる激変緩和措置を実施することによって、1リットル170円程度まで価格を抑えていく方針です。

このように、私たちの生活にもさまざまな影響を与えているイラン情勢。

その行方は世界的に注目を集めています。

次回も最新ニュースについて解説します!

ぜひ、お楽しみに!

宮原健太(フリージャーナリスト・記者YouTuber)

宮原 健太

ジャーナリスト、YouTuber

1992年生まれ。2015年に東京大学文学部を卒業し、毎日新聞社に入社。宮崎、福岡でさまざまな事件、事故、災害現場の報道に携わった後、東京政治部で官邸や国会、政党や省庁などを取材。自民党の安倍晋三首相や立憲民主党の枝野幸男代表の番記者などを務めた。2023年に独立してフリーで活動を開始。文春や集英社、PRESIDENT Onlineや現代ビジネスなど様々な媒体に記事を寄稿している。YouTubeチャンネル「記者VTuberブンヤ新太」ではバーチャルYouTuberとしても活動しており、日々のニュースを分かりやすく解説している。​

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文・図表/宮原健太(ジャーナリスト)

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