染料を抜いたカラートリートメント? お客さまの声から生まれたアートネイチャー「ラボモ」のトリートメント

プロダクト・技術
染料を抜いたカラートリートメント? お客さまの声から生まれたアートネイチャー「ラボモ」のトリートメント

アートネイチャーの独自技術を活用したヘアケア・スキンケアシリーズ「ラボモ(LABOMO)」。

売れ行き好調のヘアカラートリートメントから着想を得て、新たに染色効果のないヘアトリートメントが開発された。

「マイナスの状態をゼロにするのではなく、ゼロを越えてどこまでもキレイになれる」ことを目指す、アートネイチャーの商品づくりとは?

3分で白髪が染まるカラートリートメント

1965年の創業以来、半世紀以上にわたって顧客のあらゆる髪の悩みに向き合ってきたアートネイチャー。事業内容はウィッグや増毛・育毛サービスだけでなく、ヘアケア商品や美容家電など多岐にわたる。

アートネイチャーが、カラートリートメント市場に初代製品を投入したのは2015年。カラートリートメントは一般的に髪に塗布してから20分ぐらい放置する使用法が主流だった。しかし、「ラボモ スカルプアロマ ヘアカラートリートメント メイリー」(200g/税込3,740円)は、この点を大きく改善した。

1月に開催されたヘアケアEXPOで展示された「ラボモ スカルプアロマ ヘアカラートリートメント メイリー」。カラーはナチュラルブラック、ダークブラウン、ブラウンの3色

独自のスピードアンドキープ処方で、わずか3分での白髪染めを実現。使い方も簡単で、シャンプー後、タオルドライした髪になじませ3分ほど放置するだけだ。

この手軽さが利用者に受け、売れ行きは好調。 アートネイチャーの商品企画に携わり、自らテレビ通販番組にも出演する営業企画部・外販商品営業部の矢島和子次長は、「次に美容室に行くまでの、つなぎとしての利用にもおすすめ」と話す。

「トリートメント効果がすごい!」

高い染色力を誇る一方、髪や頭皮へのダメージも気になるところだが、「ラボモ スカルプアロマ ヘアカラートリートメント メイリー」は、髪や頭皮をケアする美容保湿成分を18種類配合。アートネイチャーのサロンで使用している成分も入っている。

利用者からは「髪染めではなく、トリートメントとしても毎日使いたい。髪がキレイになる」という声が届くほど、トリートメント効果が好評だった。

カラートリートメントから染料を抜く

それならばと、2022年12月に発売されたのが、ヘアカラートリートメントから染料を抜いた「ラボモ スカルプアロマ ヘアトリートメント」(210g/税込3,740円)だ。

アートネイチャーのLABOMO(ラボモ) スカルプアロマ ヘアトリートメント
カラートリートメントから染料を除き、トリートメント効果を高めた「ラボモ スカルプアロマ ヘアトリートメント」

商品内の98.97%を、こだわりの美容保湿成分で構成。美容保湿成分は、なんと27種類も配合している。

ヘアカラートリートメントで培った技術を生かし、ワンランク上の潤いとなめらかさ、まとまりを実現した。

マイナスの状態をプラスに

普段使いにはヘアトリートメント、白髪が気になる時はヘアカラートリートメント、など併用もおすすめだ。

アートネイチャーの「LABOMO(ラボモ) スカルプアロマ ヘアトリートメントと「ラボモ スカルプアロマ ヘアカラートリートメント」
左がヘアトリートメントで、右がヘアカラートリートメント。お風呂場で違いがわかりやすいように、ヘアカラートリートメントには黒いダイヤモンドが描かれている

「髪のお悩みに関する商品は、マイナスの状態をゼロにするものが多いです。しかし私たちは、ゼロを越えてどこまでもキレイになれるということを提案したい」と矢島さん。

今後も顧客ファーストの商品開発へ、意気込みを見せた。

編集/杉野碧、畑中美香 取材・文/八木ななみ 撮影/筒浦奨太

「アートネイチャー」の記事をもっと読む

関連キーワード

注目キーワード

新着記事一覧   トップページ  
Top