1Qの収益が過去最高の日華化学 国内外で増収

経営・業界動向
1Qの収益が過去最高の日華化学 国内外で増収

日華化学の1Qは、化学品事業、化粧品事業ともに増収増益で過去最高の売上高となった。

要因として、化学品事業で中国やインドでのビジネス成長やコストダウンが実現したこと、化粧品事業で韓国市場におけるヘアケアやヘアカラーの販売数が増えたことなどが挙げられる。

売上高、営業利益、経常利益、純利益

2025年12月期第1四半期(2025年1月1日~2025年3月31日)※連結

売上高

131億9500万円(前年同期比7.9%増)

営業利益

8億5600万円(同45.6%増)

経常利益

8億400万円(同5.0%増)

親会社株主に帰属する四半期純利益

2億9200万円(同8.0%減)

セグメント別売上高の概要

セグメント売上高
(百万円)
セグメント利益
(百万円)
化学品事業9,730
(7.6%増)
1,078
(31.3%増)
化粧品事業3,300
(5.4%増)
262
(9.6%増)
その他163
(204.0%増)
8
(ー)
※()内は前年同期比

主な取り組み

2025年12月期第1四半期(2025年1月1日~2025年3月31日)は、2023年に開始した3カ年中期経営計画を元に、事業構造の転換やメリハリのある投資、生産性改革などに取り組んだ。

〇 ヘアスタイル・メイクアップの動画コンテスト「GEKI→HEN AWARD(ゲキヘンアワード)」のエントリー開始(2月)

デミ コスメティクスの夏限定新ブランド「SUMMER BAR(サマーバー)」からUVカットアイテムを美容室向け専売品として先行販売(2月)

〇 子会社のデミコリアは韓国で店販によるシェア拡大

今後の予定

なお、2025年12月期第2四半期(2025年4月1日~2025年6月30日)は、以下の取り組みを進める。

〇 「サマーバー」からヘアケアアイテムを美容室向け専売品として発売(4月)

〇 ヘアカラーブランド「TOIROCTION(トイロクション)」からヘアカラー用高機能性2剤「AC+(エーシープラス)」を発売(4月)

〇 「ゲキヘンアワード」結果発表(5月)

通期の業績予想

2025年12月期(2025年1月1日~2025年12月31日)※連結

売上高

570億円(前年同期比5.4%増)

営業利益

36億円(同2.3%増)

経常利益

37億円(同6.9%減)

親会社株主に帰属する当期純利益

26億円(同5.6%減)

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