
リクルートの2025年3月期は、売上高が前年同期比4.1%増の3兆5574億7800万円、本業の儲けである営業利益が同21.9%増の4905億4200万円と、過去最高益となった。
「ホットペッパービューティー」などを含む国内の販促領域は全ての分野で売上高が増加した。
売上高、営業利益、税引前利益、純利益、EBITDA
2025年3月期(2024年4月1日~2025年3月31日)※連結
売上高
3兆5574億7800万円(前年同期比4.1%増)
営業利益
4905億4200万円(同21.9%増)
税引前利益
5271億4300万円(同23.7%増)
親会社の所有者に帰属する当期利益
4085億400万円(同15.5%増)
調整後EBITDA
6788億8900万円(同13.5%増)
※調整後EBITDA:営業利益+減価償却費及び償却費(使用権資産の減価償却費を除く)+株式報酬費用±その他の営業収益・費用。従来開示していた調整後EPSについては、 任意開示指標の見直しに伴い、2025年3月期より開示を省略
セグメント別売上高の概要
セグメント | 売上高 (10億円) | 調整後EBITDA (10億円) |
HRテクノロジー | 1126.5 (11.3%増) | 404.1 (17.3%増) |
マッチング&ソリューション | 816.0 (1.0%増) | 185.9 (13.6%増) |
人材派遣 | 1666.9 (2.0%増) | 97.4 (0.5%減) |
なお「ホットペッパービューティー」などの美容分野は、マッチング&ソリューション事業の販促領域に含まれる。
同セグメントでは人材領域の売上高が前年度比9.7%減の2753億円となったが、販促領域の売上高が同7.5%増の5295億円と好調で、全体では1.0%の増収となった。
通期の業績予想
2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)※連結
売上高
3兆5200億円(前年同期比1.1%減)
売上総利益
2兆760億円(同0.5%減)
営業利益
5400億円(同10.1%増)
親会社の所有者に帰属する当期利益
4280億円(同4.8%増)
調整後EBITDA
6970億円(同2.7%増)

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