アンファーのフェムケアブランドFemturの2層式オイル美容液 ベルサイユ宮のバラプラセンタを採用

プロダクト・技術
アンファーのフェムケアブランドFemturの2層式オイル美容液 ベルサイユ宮のバラプラセンタを採用

女性ホルモンの減少に伴うデリケートゾーントラブル「GSM」に着目した新感覚のオイル

アンファーは、女性向けデリケートゾーンケアブランド「Femtur(フェムチャー)」から、2層式オイル美容液「バランシングオイルプラス」を2025年6月25日に発売以来、順調に推移している。

閉経前後の女性に多いGSM(閉経関連泌尿生殖器症候群)による乾燥や炎症トラブルに対し、膣マイクロバイオームを整える「バラプラセンタ」と抗炎症成分を配合した。

閉経前後の女性に多い、GSMを緩和するためのホームケア用品

閉経前後の女性は、女性ホルモンの低下により膣・外陰部のかゆみ、におい、乾燥、性交痛といったトラブルに見舞われやすい。それを、GSM(閉経関連泌尿生殖器症候群)と呼ぶ。GMSは、クリニックでの治療や、ホームケアで症状を和らげることができる。しかし、Femturブランド責任者、矢幡路子氏によると「デリケートゾーンの悩みを解決できると知らず、困っている女性が多い」のが現状だという。

フェムチャー バランシングオイルプラス
価格は30mL、5280円(税込)

実際にアンファーには、「『デニムを履いただけで痛い』『自転車に乗るとヒリヒリする』といった深刻な声も寄せられている」と説明。今回アンファーでは、クリニックの治療はハードルが高いと感じている女性向けに、ホームケア用のオイルを開発。キーワードは、膣内の善玉菌バランスを整える「膣マイクロバイオーム」の改善だ。

ベルサイユ宮殿産のバラが持つ特別な力

製品の核となる「バラプラセンタ」は、ベルサイユ宮殿内の「王の菜園」で、農法の最高峰とされるビオディナミ農法により栽培されたバラから抽出している。原料サプライヤーであるエル・ビー・エイチの岩田有世氏は「ビオディナミ農法は、微生物との共生を可能にし、抗炎症性物質を最大限に引き出す」と説明した。

臨床試験では、閉経後の女性約60名を対象に4週間の使用試験を実施。その結果、膣の乾燥・かゆみ・灼熱感などが約7割改善し、健康な膣に多いラクトバチルス属の菌が120〜150%増加した。膣内pHも、常在菌のバランスが良いとされる酸性に改善された。

2層式で実現した理想的なテクスチャー

製品は振って使う2層式を採用している。上層のオレンジ色は整肌成分のβ-カロテン、下層の黄色は保湿成分のクエン酸エキスと、着色も美容成分によるものだ。水層にしか配合できないバラプラセンタを効果的に配合するための工夫でもある。

その他にも、整肌成分のグリチルレチン酸ステアリルとツボクサエキス、高保湿成分のエクトインと異性化糖を配合。さまざまな美容成分により、潤いを与えながら炎症を抑える処方となっている。

フェムケア市場は2020年以降拡大を続けており、特に更年期ケアカテゴリーが注目されている。エイジング世代の顧客への新たなホームケア提案として、GSMケアは注目のテーマとなりそうだ。

なお、アンファーは2025年10月8日に、ミスト「フェムチャー ハイドラブースター」を発売した。

デライトのデマレ
AD(デライト)

■ あわせて読みたい

>> ローションにバーム、オイル、コンブチャ 多様なフェミニンケア製品から厳選7選

>> 男性もデリケートゾーンケアを アンファーが“スメグマ臭”対策の洗浄機器&コスメ

>> 「アンファー」の記事をもっと読む

デライトのデマレ
AD(デライト)

関連キーワード

注目キーワード

新着記事一覧   トップページ  
Top