セイファート中間、営業利益が94.2%減の400万円

経営・業界動向
セイファート中間、営業利益が94.2%減の400万円

セイファートの2025年12月期第2四半期(2025年1~6月)は、売上高が前年同期比8.7%の10億4900万円円、営業利益が同94.2%の400万円だった。

要因として、美容業界に特化した求人サービス「リクエストQJ」の掲載件数が大幅に減少したこと、美容室プロモーションメディア「beauqet」の案件数・案件単価が前年比を下回ったことなどが挙げられる。

売上高、営業利益、経常利益、純利益

2025年12月期第2四半期(2025年1月1日~2025年6月30日)※中間期の連結業績

売上高 

10億4900万円(前年同期比8.7%減)

営業利益

400万円(同94.2%減)

経常利益

200万円(同97.2%減)

親会社株主に帰属する中間純利益

0円(同99.3%減)

1株当たり中間純利益

0円35銭

※包括利益は△500万円(−)

セグメント別の業績概要

売上高
(百万円)
セグメント利益
(百万円)
広告求人サービス708
(14.8%減)
468
(15.9%減)
紹介・派遣サービス167
(11.1%減)
62
(10.6%減)
教育(その他)サービス173
(33.1%増)
81
(32.8%増)

広告求人サービスは、「リクエストQJ」の掲載数が回復途上であること、「beauqet」の大型案件の時期ずれにより、売上高・売上総利益ともに下回った。

紹介・派遣サービスは「re-quest/QJ agent」はマーケティングツールの活用により登録者数・面談数が大幅増加。人材紹介と人材紹介とWeb採用プロモーションのセット商品販売が好調ながらも、、「re-quest/QJ casting」の低調により、売上高・売上総利益ともに下回った。

教育(その他)サービスは、海外研修、資格証明、米国国カリフォルニア州の美容室「PIA HAIR
SALON」の好調により、売上高・売上総利益ともに上回った。

主な取り組み

○ 2026年3月卒業予定の美容学生向け「request/QJ 就職フェア」を全国各地で開催した。

○ 「リクエストQJ」の応募件数増加施策を継続して実施するも、課題を残す結果に。当第1四半期か
ら引き続き販促キャンペーンを実施。

今後の予定

○ 「re-quest/QJ navi」は、第2四半期までの販促キャンペーンでの課題を改善しつつ、拡販し掲載件数の増加に注力。Webマーケティングの更なる強化に向け、専門人材の招聘を予定している。

○ 美容学校単位で開催する就職ガイダンス等の開催回数を増やし、来場者増・売上増へと繋げる。

○ 紹介・派遣サービスでは関西、九州等の開拓を継続。

通期の業績予想

2025年12月期通気(2025年1月1日~2025年12月31日)

第2四半期累計予想に対し、第2四半期累計業績は各区分損益で未達、営業利益以下は予想乖離が30%を超えたため「業績予想値と実績値との差異に関するお知らせ」を開示するが、通期業績予想は修正しない。

売上高 

22億3800万円(同5.1%増)

営業利益

7000万円(同226.4%増)

経常利益

6700万円(同139.0%増)

親会社株主に帰属する当期純利益

4600万円(同120.9%増)

1株当たり当期純利益

34円87銭

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