ミルボン中間決算、売上高1.1%増も営業利益39.0%減

経営・業界動向
ミルボン中間決算、売上高1.1%増も営業利益39.0%減

ミルボンの2025年12月期第2四半期決算(2025年1~6月)は、売上高が前年同期比1.1%増の248億700万円となったものの、営業利益は同39.0%減の19億3800万円、経常利益は同44.3%減の18億5300万円と大幅な減益となった。純利益は同81.6%減の4億1900万円だった。

売上高、営業利益、経常利益、中間純利益

2025年12月期第2四半期決算(2025年1月1日~6月30日)※連結

売上高

248億700万円(前年同期比1.1%増)

営業利益

19億3800万円(同39.0%減)

経常利益

18億5300万円(同44.3%減)

親会社株主に帰属する中間純利益

4億1900万円(同81.6%減)

1株当たり中間純利益

12円87銭

潜在株式調整後1株当たり中間純利益

※包括利益 1億4000万円(同95.8%減)

ミルボンの2025年12月期第2四半期決算は、国内市場においてはヘアケア用剤が好調に推移したものの、染毛剤においては市場全体の低成長や競争環境の厳しさから販売数量が減少した。海外事業は米国およびEUの売上高が2桁成長を達成するなど好調に推移した。

利益面では、染毛剤を中心に国内売上高が伸び悩んだことに加え、化粧品売上の減少に伴う商品評価損の計上により売上総利益が減少した。また、人員増やベースアップによる人件費の増加、海外売上やEC売上の増加による物流費の増加、万博関連費用の計上による広告宣伝費の増加などにより販管費が増加し、大幅な減益となった。

なお、保有する投資有価証券の時価が取得原価から50%以上下落したため、投資有価証券評価損を特別損失として計上している。

品目別売上高および国内海外別売上高

品目前中間連結会計期間 売上高 (百万円)構成比 (%)当中間連結会計期間 売上高 (百万円)構成比 (%)増減額 (百万円)増減率 (%)
ヘアケア用剤14,68259.915,62463.09416.4
染毛剤8,34634.07,98232.2-363-4.4
パーマネントウェーブ用剤7993.37102.9-89-11.2
化粧品5662.33271.3-239-42.2
その他1310.51630.63224.7
合計24,526100.024,807100.02811.1
地域前中間連結会計期間 売上高 (百万円)構成比 (%)当中間連結会計期間 売上高 (百万円)構成比 (%)増減額 (百万円)増減率 (%)
国内売上高18,36774.918,48374.51160.6
海外売上高6,15925.16,32325.51642.7
合計24,526100.024,807100.02811.1

主な取り組み

〇 「スマートサロン」および「milbon:iD」を一層推進することで、店販品購入のインフラを強化

〇 美容室における業務メニューの高付加価値・高単価化を実現するために、高付加価値カラー戦略を継続

〇 入店教育をベースとした技術教育サポートと美容師の専門性を向上させるためのソムリエ教育を推進

〇 海外市場においては、7つのリージョンにおける投資の優先順位を検証し、市場性と成長力の高い米国、EU、韓国を重点エリアとして設定し活動を強化

〇「エルジューダ」の新製品を発売(4月)

〇 ヘアケア製品の一部値上げを実施(5月)

今後の予定

〇 国内市場においては「ビューティプラットフォーム構想」実現に向け、「スマートサロン」および「milbon:iD」を継続して推進

〇 米国における人員強化、製品ブランディングの強化に注力し、ヘアケアの成長に加え、米国内におけるミルボンのカラーの存在感を高めていく

〇「ヴィラロドラカラークリーム」を発売する(9月)

〇 資本効率改善と株主還元強化のため、20億円を上限に自社株を取得(8月12日~12月23日)

通期の業績予想

2025年12月期(2025年1月1日~12月31日)※連結

通期の業績予想について、下方修正を行った。

売上高

523億円(前年同期比1.9%増)

営業利益

53億円(同22.5%減)

経常利益

51億8000万円(同25.7%減)

親会社株主に帰属する当期純利益

30億円(同40.2%減)

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