
美容師や美容学生のライバーが期間中に配信を行い、認知アップとファン獲得を目指す
CHAINON(シェノン)エンターテインメントは、2025年10月16日(木)~20日(月)にライブ配信イベント「CHAINON杯」を開催する。
代表の坂口貴徳氏は、美容師の新しい自己表現の手段や働き方として「美容師ライバー」という選択肢を提唱しており、美容師と美容学生の新しい働き方の開拓に取り組んでいる。
“美容師ライバー”の存在と魅力を広くアピール
「シェノン杯」には、美容師や美容学生のライバー10名が参加。イベント期間中に集中して配信を行い、ランキングを競いながら“美容師ライバー”という存在の認知度アップを図る。
また、リスナーには配信でのコメントやリアクションを通じて配信を盛り上げることも求めており、ライバーが一人ひとりの魅力をより広く深く伝える目的のイベントと位置づけている。
美容師の新しい生き方を提唱
坂口氏は2021年に美容人材専門ライバー事務所「Beau-Tech(ビューテック)」を設立。美容師の新たな自己表現方法として、「美容師ライバー」の確立に尽力してきた。
支持される美容師に必要な資質となる人間力や表現力を磨き、個人にファンをつける手段としてライブ配信に挑戦する美容師を支援。また、美容師だけでなく美容学生にも「将来の美容師の仕事につながるアルバイト」としてライバー活動を推奨し、美容学生の配信者も育成している。
美容師ライバー育成を通して美容師も美容学生も「自分を武器に稼ぐ力」を育むことを目指す。
個人発信の時代に“スター”を生み出し業界を推進
かつてテレビや雑誌が「カリスマ美容師」を輩出し、美容ブームをつくり出した時代があった。現代はマスメディアではなく個々が発信力を持つ。自由で多彩だが、大きなムーブメントは起きづらくなった時代ともいえる。
坂口氏はライバー支援活動を通して、世間の美容師に対する「低賃金・激務」といったイメージを払拭し、表現力で人を魅了し影響力を持つ存在にアップデートすることを目指している。個人発信時代のなかでスターを生み出すことで、業界を大きく推進したい。そんな想いが込められている。

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