ファストネイル100店舗体制を3年前倒し コンヴァノ2Qは154%増収

経営・業界動向
ファストネイル100店舗体制を3年前倒し コンヴァノ2Qは154%増収

ネイルサロン「FASTNAIL」の運営・ネイルケア商品の販売などを手がけるコンヴァノの2026年3月期第2四半期(2025年4月~9月)は、売上収益38億5400万円と前年同期比154.7%増、営業利益が18億4200万円と第1四半期に続いて大幅な増収増益となった。

投資を行うインベストメント&アドバイザリー事業が寄与し、増収を達成。前年同期は赤字であった営業利益と当期純利益は黒字へと転換した。

売上収益、営業利益、中間利益

2026年3月期第2四半期決算(2025年4月1日~9月30日)※連結

売上収益

38億5400万円(前年同期比154.7%増)

営業利益 

18億4200万円(ー)

税引前中間利益 

19億2600万円(ー)

中間利益

12億6200万円(ー)

親会社の所有者に帰属する中間利益

12億6200万円(ー)

中間包括利益合計額

12億6200万円(ー)

セグメント別の業績概要

全国65店舗のネイル事業に加え、コンサルティング、ヘルスケア、インベストメント&アドバイザリー事業を展開している。

事業売上高
(百万円)
セグメント利益
(百万円)
ネイル1554145
コンサルティング33890
ヘルスケア557349
インベストメント&アドバイザリー14971363

主な取り組み

○ 虎ノ門キャピタルがアセットクリエイトを子会社化(7月)

○ 日本美容・ヘルスケア成長投資1号組合がTKBCを売却(8月)

○ ネイル事業では需要予測に基づくシフト最適化を前倒しで実施し、ピーク帯の席稼働を改善(8月)

○ シンクスヘルスケアがMETA BIOMED Co. Ltd.と次世代型糸リフト素材開発に向けた業務提携契約を締結(8月)

○ ビットコイン保有量が日本国内で5位となる(9月)

○ 子会社DataStrategyを設立(9月)

今後の予定

○ FASTNAILの100店舗体制の基盤確立を前倒し(2030年3月期から2027年3月期へ)

○ シンクスヘルスケアがHM Solution Co. Ltd.との鼻筋形成用糸リフト素材の共同開発および独占輸入代行に関する業務提携契約を締結、日本市場における輸入代行業務開始(10月)

○ 暗号資産関連事業やWEB3事業を運営するConvano Investments Limitedを設立(11月)

○ シンクスヘルスケアがLG Chem Ltd.と提携し、医療用ヒアルロン酸製剤を上市(2026年2月)

○ ヴァージン諸島に暗号資産関連事業やWEB3事業を運営する子会社を設立(2026年3月)

○ 米国でのOTCQX International上場を計画(2027年3月期末を目標)

通期の業績予想

2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)※連結

通期の業績予想について、10月10日に上方修正を行った。

売上収益

123億7000万円(前年同期比281.7%増)

営業利益 

65億3500万円(ー)

税引前利益 

65億3500万円(ー)

当期利益

42億7500万円(ー)

親会社の所有者に帰属する当期利益

42億7500万円(ー)

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