CS-C通期、売上増も営業利益は赤字 ローカルビジネスDXが堅調

経営・業界動向
CS-C通期、売上増も営業利益は赤字 ローカルビジネスDXが堅調

CS-Cの2025年9月期(2024年10月~2025年9月)の通期連結決算は、売上高が31億7800万円、営業損失が7600万円となった。

美容室や飲食店など、地域に根づいた店舗のデジタルマーケティングを支援する同社は美容業界でも取引店舗数を伸ばし、主力事業のローカルビジネスDX事業で堅調な成長を維持。一方、新規事業への先行投資やM&A関連費用などが利益を圧迫した。

売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益

2025年9月期決算(2024年10月1日~2025年9月30日)※連結

売上高

31億7800万円

営業利益

△7600万円

経常利益

△7200万円

親会社株主に帰属する当期純利益

△1億200万円

※包括利益  △1億200万円

※2025年9月期より連結財務諸表を作成しているため、2025年9月期の対前期増減率ならびに2024年9月期の数値および対前期増減率は記載していない

セグメント別の売上・利益

売上高
(千円)
利益
(千円)
ローカルビジネスDX2732463
49765
リアル店舗281148
△80363
その他165432
△45576

主な取り組み

○ 予約・顧客管理システム「TableCheck」との連携を開始(4月)

○ 予約台帳システム「Resty」との連携を開始(5月)

○ 世界最大級の訪日情報メディア「japan-guide.com」運営のエクスポート・ジャパンと業務連携(6月)

○ 自社出店の飲食店「かわさ鬼」をオープン(7月)

○ メディア事業「JAPAN FOOD GUIDE」において国内最大手の民泊運営会社matsuri technologiesと提携(9月)

○ 自治体案件を受託し、福島県・静岡市・千葉県でインバウンド受入環境整備事業を支援

今後の予定

○ ローカルビジネスDX事業の継続的な開発・改善

○ リアル店舗事業(飲食店運営)における店舗数拡大

○ メディア事業やクリニック向けマーケティング支援事業などの新規事業への投資

○ 飲食店の新規出店計画(池袋・目黒)

○ フランチャイズ展開による飲食店事業の拡大

○ マレーシアにてポップアップ出店予定

通期の業績予想

2026年9月期(2025年10月1日~2026年9月30日)※連結

売上高

36億2613万円(前年同期比14.1%増)

営業利益

△7000万円

経常利益

△6800万円

親会社株主に帰属する当期純利益

△6900万円

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