リクルート中間、減収も営業利益16.2%増 通期業績予想を上方修正

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リクルート中間、減収も営業利益16.2%増 通期業績予想を上方修正

リクルートの2026年3月期第2四半期決算は、売上収益が前年同期比0.3%減の1兆7935億8400万円、営業利益は同16.2%増の3135億2500万円となり、減収増益だった。

ホットペッパービューティー」を含むマーケティング・マッチング・テクノロジー事業は、売上高が1471億円(前年同期比6.7%増)の増収となった。

売上収益、営業利益、税引前利益、中間利益、親会社の所有者に帰属する中間利益、EBITDA+S

2026年3月期第2四半期(中間期)決算(2025年4月1日~2025年9月30日)※連結

売上収益

1兆7935億8400万円(前年同期比0.3%減)

営業利益

3135億2500万円(同16.2%増)

税引前利益

3229億2800万円(同8.7%増)

中間利益

2483億3100万円(同11.7%増)

親会社の所有者に帰属する中間利益

2483億8000万円(同11.6%増)

※中間包括利益は2605億6000万円(同91.0%増)

EBITDA+S

3945億6900万円(同7.4%増)

基本的1株当たり中間利益

173円12銭(同18.9%増)

希薄化後1株当たり中間利益

171円70銭(同20.2%増)

セグメント別の売上収益・利益

売上収益
(十億円)
EBITDA+S
(十億円)
HRテクノロジー事業697.5
(0.5%減)
254.3
(6.0%増)
人材派遣事業829.4
(1.3%減)
54.6
(1.4%減)
マーケティング・マッチング・テクノロジー事業281.2
(6.7%増)
89.7
(19.2%増)
※()内は前年同期比

Indeedに代表される、個人ユーザーの求職活動と、企業の求人活動を世界60以上の国と地域でサポートするHRテクノロジー事業では、米国の売上収益がマネタイゼーションの進化により、米ドルベースで5.8%増。欧州およびその他の売上収益は、イギリスとカナダにおけるマネタイゼーションの進化と為替レートの影響により、米ドルベースで14.7%増。ただし、日本の売上収益は日本円ベースで7.2%減。米国、欧州およびその他の売上収益と合わせた日本円ベースでの売上収益は、微減となった。

マーケティング・マッチング・テクノロジー事業(ライフスタイル領域[美容、旅行、飲食分野とAirビジネスツールズを含む業務支援SaaSを合計した領域]、住宅領域、その他)では、ライフスタイル領域の美容分野における新規企業クライアントの増加と、住宅領域における注文住宅の成約数増加が増収をけん引した。

通期の業績予想

2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)※連結

通期の業績予想について、当中間期の実績と当下半期の各事業の業績見通しを踏まえて、2025年5月9日に開示した予想から上方修正した。

売上収益

3兆5985億円(前年同期比1.2%増)

営業利益

5660億円(同15.4%増)

親会社の所有者に帰属する当期利益

4483億円(同9.8%増)

基本的1株当たり当期利益

313円00銭(同15.3%増)

EBITDA+S

7335億円(同8.1%増)

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