“初期費用0円で独立”+“経理事務作業を委託” ビューティガレージが新サービス「スマート経営プラン」

経営・業界動向
“初期費用0円で独立”+“経理事務作業を委託” ビューティガレージが新サービス「スマート経営プラン」

美容サロン出店支援サービスの利用店舗を2029年までに1000店舗規模へと広げ「店舗大家No.1企業」を目指す

ビューティガレージは2025年12月23日、新たな出店支援サービスとして「スマート経営プラン」を発表した。

従来の「初期費用0円のファイナンスサポート」と「バックオフィス業務(BPO)」を合わせてパッケージ化したもので、グループ会社のBGパートナーズが同日より運用を開始する。

売上歩合なし、初期費用0円の開業サポート

「スマート経営プラン」は、物件契約金(保証金)、内装費、器具設備費などの初期費用をBGパートナーズが立て替える。

ここまでは従来の「店舗まるごとリース」や「サブリース」でも行っていたが、さらに新サービスでは、売上管理、給与計算、労務管理、POS・決済システム、通信・IT・設備インフラなどのBPO業務を包括的に提供する。

煩雑なBPO業務から解放されることで、利用者はサロンワークや集客・採用・教育といったサロン経営のコア業務に集中できるという仕組みだ。

契約は、個人でも法人でも可能。利用者はBGパートナーズと業務委託契約を締結して毎月一定額を支払うだけで、売上歩合は一切発生しない。また、ビューティガレージでの商材仕入れにおいて一定の割引も受けられる。

さらに、BGパートナーズから経営・財務に関するアドバイスも行うため、将来的には完全に自立した開業・経営を目指すという人にも適したサービスとなっている。

伴走型で開業・経営を支援、1000店舗を目指す

BGパートナーズの「店舗まるごとリース」や「サブリース」はすでに330店舗以上に導入されており、これは国内最大級の規模に当たるが、さらに「スマート経営プラン」が加わった。

ビューティガレージの中期経営計画では、美容サロン出店支援サービスの利用店舗数を2029年までに1000店舗規模にすると発表しており、同社が掲げる「店舗大家No.1企業」への道筋の大きな一歩となる。

開業・経営の支援サービスを手がける同社は「技術力や集客力があってもバックオフィス業務の負担が開業後の成長を制約しているケースを数多く見てきた」という。

こうした課題を受け、従来のファイナンス支援にとどまらず、経営面までを含めた伴走型支援を行うというサロン出店時の新たな選択肢を設けた。グループの総合力を活かし、本質的な価値のあるサービスを通じて美容サロンを支援し、美容業界の持続的な発展に貢献したいとしている。

文/大徳明子

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