
アリミノがリアル化学の全株式を取得して子会社化した。2025年12月15日付で株式譲渡契約を締結していた。
2026.01.06更新(2026.01.06公開)
80年の歴史ある老舗2社
リアル化学が終戦の4カ月後にあたる1945年(昭和20年)12月、アリミノは1946年(昭和21年)3月の創業で、両社ともに日本の美容業界の発展を支えてきた。
アリミノは創業の年に電髪パーマ用剤「粉末ソリューション」を発売。リアル化学も創業からパーマ剤を取り扱い、1975年(昭和50年)に業界初のシステインパーマ剤「シスベール」を開発した。

美容室が“パーマ屋”と呼ばれた時代を経た両社は今もパーマ剤に強い。
市場の主役であるヘアカラーに注力しつつもなお、アリミノは「クオライン」や「コスメカール」、リアル化学は先の「シスベール」や「ルシケア」などを展開している。
どちらもオーナー企業だが、リアル化学は2024年1月に梢倫明氏が初めて創業家以外から社長に就任し、創業家の彰宏氏は会長となった。
取引条件や体制は現状維持
今回のグループ入りについて、リアル化学は「事業の更なる成長とお取引先様への製品およびサービスの品質向上を目的としてアリミノグループの一員になった」、アリミノは「シナジー効果をもって両社が互いに成長できると判断した」という。
なお、既存の取引条件や体制については当面これまで通りで、日常業務への影響はないとしている。
>> 【特別インタビュー】初の創業家以外からの社長就任 リアル化学・梢倫明社長「一人ひとりが活躍する100年企業へ」
文/大徳明子
■ あわせて読みたい




