
2月8日に実施された衆院選は高市早苗首相が率いる自民党が大勝する結果となりました。
どうしてここまで議席を伸ばすことができたのか。
今回の「週刊タイパニュース」では、最新の政治情勢について解説していきます。
解散総選挙は自民党が大勝する結果に
こんにちは!ジャーナリストでVTuberとしても活動している宮原健太です。
先週行われた解散総選挙、皆さんも投票所に足を運びましたでしょうか。
投開票の結果、高市首相が率いる自民党が大勝する結果となりました。
今回は、改めてその結果を振り返っていきます。
衆議院の3分の2を占有するのは戦後初めて
今回の選挙戦で自民党は、前例のない歴史的大勝を収めました。
というのも自民党は、衆議院の3分の2である310議席を超える、316議席を獲得したのですが、1つの政党が単独で衆議院の3分の2を占有するのは戦後初めて。
都道府県ごとに見れば、それなりにリベラル勢力が強いと言われている都心部やベッドタウンである埼玉、東京、神奈川の選挙区全てを自民に取られてしまうという異常事態も発生しました。
それだけ高市旋風が各地で巻き起こったと言えます。
大惨敗してしまった中道改革連合
一方で大きく議席を減らしてしまったのが中道改革連合です。
立憲民主党と公明党が一緒になってできた新党ですが、選挙前は172議席あったものが、選挙後には49議席に激減してしまいました。
しかも、そのうち立憲から来た議員は148人いたのに、選挙戦で生き残ったのは21人という大惨敗の結果となっています。
それでも野党第一党である中道は、自民党と対峙する勢力として党の再生が急がれます。

高市首相がここまで勝った理由とは?
なぜ、ここまで高市首相が率いる自民党は勝つことができたのか。
さまざまな選挙分析から、浮動票の多くが自民党に入ったためだとみられています。
選挙においては、先祖代々から何があっても特定の政党に入れるような固定票や、所属している団体が応援している政党に投票するような組織票もあります。
しかし、大勢を決するのはボリュームが一番多い、選挙のたびに投票先が変わるような浮動票、無党派層の票です。
高市首相の人気がその全てをかっさらっていったことが、自民党を勝利に導いたと言えるでしょう。
では、その圧勝した高市政権のもとで政治の行方はどうなるのか。
次回は18日から開かれる国会の行方について解説します。
ぜひ、お楽しみに!

宮原 健太
ジャーナリスト、YouTuber
1992年生まれ。2015年に東京大学文学部を卒業し、毎日新聞社に入社。宮崎、福岡でさまざまな事件、事故、災害現場の報道に携わった後、東京政治部で官邸や国会、政党や省庁などを取材。自民党の安倍晋三首相や立憲民主党の枝野幸男代表の番記者などを務めた。2023年に独立してフリーで活動を開始。文春や集英社、PRESIDENT Onlineや現代ビジネスなど様々な媒体に記事を寄稿している。YouTubeチャンネル「記者VTuberブンヤ新太」ではバーチャルYouTuberとしても活動しており、日々のニュースを分かりやすく解説している。
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文・図表/宮原健太(ジャーナリスト)
