アイスタイル中間決算、2桁の増収増益 EC・店舗の購買客数増加が寄与

経営・業界動向
アイスタイル中間決算、2桁の増収増益 EC・店舗の購買客数増加が寄与

アットコスメを運営するアイスタイルの2026年6月期第2四半期決算(2025年7月~12月)は、売上高が前年同期比21.2%増の400億8900万円、営業利益は同23.0%増の18億3900万円の大幅な増収増益を達成した。

中期事業方針の2年目を「戦略的投資の年」と位置づけ、期間中は旗艦店「アットコスメ香港」のオープンや、「トーキョービューティウィーク」の初開催など、先行投資を伴う施策を推進。これらの費用を吸収しつつも、業績は堅調に推移した。

事業別では、マーケティング支援事業がリテール事業との相乗効果によりブランドとの取引規模を拡大。リテール事業も、ECおよび店舗の双方で購買客数が増加し、成長基調を維持している。

売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する中間純利益

2026年6月期第2四半期決算(2025年7月1日~12月31日)※連結

売上高

400億8900万円(前年同期比21.2%増)

営業利益

18億3900万円(同23.0%増)

経常利益

18億6800万円(同17.7%増)

親会社株主に帰属する中間純利益

12億1100万円(同10.1%増)

セグメント別売上高

事業売上高
(百万円)
営業利益
(百万円)
マーケティング支援6048
(28.9%増)
1769
(24.4%増)
リテール30826
(20.7%増)
1664
(27.6%増)
グローバル2431
(18.3%増)
△248
(-)
その他784
(1.0%減)
47
(63.2%減)
※()内は前年同期比

主な取り組み

〇 美容業界に特化した研修プログラム「ビューティーイノベーションインサイト」をローンチ、「美容業界イノベーションワークショップ」をリニューアル(10月)

〇 業界内外と共創する新イベント「トーキョービューティウィーク」を原宿・表参道エリアで初開催(11月)

>> 【11/19〜25】アットコスメの新大型イベント「トーキョービューティウィーク」表参道・原宿で

〇 「アットコスメベストコスメアワード2025」を発表(11月)

>> 猛暑が後押し!アテニア美容クレンジングが2連覇 アットコスメ2025ベスコス

〇 韓国で「アットコスメ コリアアワード」をローンチ(11月)

>> アイスタイル、@cosmeベストコスメアワードを韓国でも

〇 「アットコスメビューティデー」を開催。過去最大級となる440以上のブランドが協賛(12月)

〇 旗艦店「アットコスメ香港」をオープン。東アジアにおける@cosmeプラットフォームの構築に向けた拠点として期待(12月)

〇 MOZOワンダーシティ店(名古屋)をオープン(12月)

〇 名古屋で「コスメEXPO@NAGOYA」を開催(12月26日〜1月6日)

〇 第3回日本化粧品技術者会学術大会にて、花王と共同で発表した「皮脂RNAとクチコミを活用した化粧品選択システムの開発」が最優秀口頭発表賞を受賞(12月)

今後の予定

〇 SaaS型のAI分析ツール「@cosme Copilot」を正式ローンチ。ブランド向けのマーケティング支援を強化(1月)

〇 新規事業および関連領域への投資を拡大し、中長期的な収益源の育成を進める

〇 データコンサルティングを新たな収益の柱と位置づけ、コンサルタントの採用を強化

〇 リテール事業の拡大を通じて、ユーザーとの接点および購買データの蓄積を加速

〇 蓄積したデータを活用し、マーケティング支援事業での収益化を推進する

通期の業績予想

2026年6月期(2025年7月1日~2026年6月30日)※連結

通期の業績予想について、修正はない。

売上高

830億円(前年同期比20.7%増)

営業利益

38億円(同20.1%増)

経常利益

38億円(同14.8%増)

親会社株主に帰属する当期純利益

26億5000万円(同13.9%増)

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