
リクルートホールディングスがついに、ホットペッパービューティーの業績を明らかにした。
2025年の売上高は1260億円。ホットペッパービューティーを経由した予約流通総額は約1.1兆円に上る。
2026.02.10更新(2026.02.10公開)
美容サロン市場約2.7兆円の4割
この流通総額は、理美容室だけでなく、エステティックサロン、ネイルサロン、アイラッシュサロン、リラクゼーションサロンなどの美容サロン全般を対象としたもの。
美容サロンの市場規模を同社は約2.7兆円と推計しており、40.7%を占める計算だ。
美容は営業収益性の高い分野、MMTは3事業の1つ
リクルートグループの事業体制は「HRテクノロジー(求人事業)」「人材派遣」「マーケティング・マッチング・テクノロジー(MMT。旧・マッチング&ソリューション)」の3つの戦略ビジネスユニット(SBU)から成る。
このうちマーケティング・マッチング・テクノロジーSBUは「住宅領域」、美容・旅行・飲食・SaaSによる「ライフスタイル領域」、自動車・結婚・教育などによる「その他領域」においてマッチングプラットフォームを展開している。

「各領域で業界最大級の個人ユーザー数を有しており、それぞれ長年にわたってリーディングポジションを維持している」(リクルートホールディングス)。
売上収益が大きいのは住宅、次いで美容だ。「これらの事業はEBITDA+Sマージン(企業収益性)が最も高い。その美容分野を含むライフスタイル領域は、MMT事業セグメントの売上収益の約52%を占めている」。
2026年3月期の予想利益は過去最高4809億円
なお、2月9日に開示した2026年3月期第3四半期決算は、売上収益が前年同期比1.5%増の2兆7367億8000万円、営業利益が同21.1%増の4956億8000万円と増収増益を達成した。
通期の最終利益は、過去最高の4809億円となる見通し。
編集長の目
営業収益性が高いというのはリクルート目線のため、利用者であるサロンにとっては逆ということになりそうです。
流通総額の開示義務はありませんが、株主が重視する指標のため、他の上場企業からもこれまで不明だった市場データが出てくるかもしれません。

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文/大徳明子
