職人気質を自認。「商売道具には、とことんこだわる」

LECO 内田聡一郎の愛用品② シザー&シザーケース


有名美容師や異業種のプロフェッショナルが、愛用品とその思い出について語る「千一夜モノ語り」。愛用品には、人柄や生き様が表れるもの。記念すべき第1夜は、スタイリストデビュー前から話題を集め、DJとしても活動しながら、原宿の有名店で15年にわたり活躍した内田聡一郎さん。今年2月に独立し、3月1日、自身初のヘアサロンとなる「LECO(レコ)」をオープン。美容業界の枠を越えて注目を集める内田さんに、これまでの道のりと共にあった愛用品、今後の展望を聞きました。

 ⇒千一夜モノ語り 内田聡一郎の愛用品 ①前編 ②中編 ③後編

【千一夜モノ語り】第1夜(中編)

指先の感覚で切れるシザーとクールなシザーケース

──内田さんがお使いのシザーとシザーケースは、ご自身でプロデュースしたものだそうですね。

 シザー、シザーケースこそ、美容師の商売道具。自分の欲しいものをつくりたいという単純な気持ちからでしたが、結果として最高のものができました。

──シザーのこだわりを教えてください。

 今回、『TRACKS SCISSORS(トラックスシザーズ)』とのコラボレーションで制作したLECOモデルのシザーは5.6インチと短め。以前につくったオリジナルのシザーと合わせ、大胆に切れるもの、小回りの利くものがそろいました。

 LECOモデルはハンドルも細く、軽い。それでいて刃先は安定感があり、指先で切る感覚で使えます。ショートヘアのカット、顔や耳の周りなどの繊細なカット、毛束感をつくるスライドカットにオススメです。

内田聡一郎シザー

顔や耳の周りなどの繊細なカット、毛束感をつくるスライドカットにオススメというシザー

──シザーケースについては。

 シザーケースは『CHAOTIC ORIGIN DUB(カオティックオリジンダブ)』とのコラボレーション。昨年、制作したもののオールブラックモデルです。革も金具もすべて黒。オールブラックが一番クールだと思います。

 シザーケースの背面には、LECO のサロンマインドである 5メソッドを英字で刻印しました。ラインアップは、腰下げ専用の『801U-L』と、腰下げ・肩掛け両用モデル『801UA-L』の2種類。

 どちらも、シザー4丁、レザー1丁の収納力があります。ツールを出し入れしやすい角度を何度も調整してつくりました。僕自身は、腰に下げるタイプを愛用しています。

CHAOTIC ORIGIN DUB 内田聡一郎 シザーケース

「オールブラックが一番クール」(内田さん)。革も鋲もすべて黒に

内田聡一郎 シザーケース LECOモデル

背面には、LECO のサロンマインドである 5メソッドを英字で刻印

デザインから生まれたLECO

──デザインへの強いこだわりを感じます。LECOという店名も、デザインから決めたとか。

 LECOは『人と人が出会い、カルチャーが交差していく場所』であり『扉を開いて、新しい自分を見つける場所』です。

 この扉を開いて中に入っていく様子を形で表したところ、長方形の1カ所が空いたようなロゴデザインになりました。その形がカタカナのレとコをつなげたように見えるので『レコ』としました。

──ロゴデザインが先で、サロン名が後というのはめずらしい。内田さんならではのセンスが伝わるエピソードですね。一方で“職人気質”を自認しているそうですが。

 カッコよくいたいので見た目にこだわるし、職人として使い勝手にもとことんこだわります。シザーとシザーケースには、そうした僕のこだわりが詰まっています。

 読者モデルやDJの活動に対する批判をはねかえそう、美容師と両立してみせるという気持ちから、これまでひたすら練習してきました。

 今日も、僕が先陣を切って朝練をしたところです。今はスタッフの人数が少ないので、僕自身が下の人間に教えることを強いられるわけなんですけど、それを楽しんでいます。

──自らの背中を見せることでスタッフもついてきますね。社長業についてはいかがですか?

 立場が変わったことで責任がついてくるし、仕事の幅が広がりました。事務作業や対外的なことも、やってみたら意外と嫌いじゃなかった。

 オープンから半年経ちますが、お客さんがいっぱい来てくれています。社長業を順調にこなせているのは、お店が好調なことが大きいですね。

LECOWALL 内田聡一郎 岡本奇太郎

入り口に設けられたアートスペース「LECOWALL」。オープニングを飾ったのは、岡本奇太郎氏の作品。今後もLECOが注目するアーティストが登場予定

LECOモデルのシザー&シザーケース

◆LECOオリジナルシザー
価格:¥115,000(税別)
サイズ:5.6インチ
鋼材:パウダーハイス(粉末粒子鋼)

※お買い求めは、こちらポイント還元あり)

◆シザーケース801U-L(腰下げ専用モデル)
価格: ¥30,000(税別)
素材:牛革
収納力:シザー4丁、レザー1丁
サイズ:縦20×横9.5×幅6.5cm
付属:ベルトC(腰下げ専用ベルト18mm幅)

※お買い求めは、こちらポイント還元あり)

◆シザーケース801UA-L(腰下げ・肩掛け両用モデル)
価格:¥26,000(税別)
素材:牛革
収納力:シザー4丁、レザー1丁
サイズ:縦20×横9.5×幅6.5cm
付属:ベルトA(腰下げ・肩掛け両用ベルト18mm幅)

※お買い求めは、こちらポイント還元あり)

内田聡一郎 LECOモデル

 

千一夜モノ語り 第1夜 内田聡一郎の愛用品
①前編/メガネ/「大人っぽく見せたい。そういうステージに来た」
⇒②中編/シザー&シザーケース/職人気質を自認。「商売道具には、とことんこだわる
③後編/DJコントローラー/美容室の枠を越え「カルチャーが交差するサロンに」

 

■内田聡一郎(うちだ・そういちろう)
LECO(レコ)代表。1979年8月30日生まれ。神奈川県出身。県内のヘアサロン1店舗を経て、東京・原宿の「VeLO」にオープニングスタッフとして参加。店長兼ディレクターとして活躍。2009年、「VeLO」の姉妹店「vetica」のトップディレクターに就任。サロンワークを始め業界誌、一般誌の撮影、セミナーやヘアショーなど幅広く活躍。プライベートではDJとしても活動。2018年3月、自身初となるサロン「LECO」をオープン。

■LECO(レコ)
http://leco.tokyo/
Instagram:soucuts
住所:東京都渋谷区渋谷1-5-5デュラス青山B1階
TEL:03-6874-3850
営業時間:11:00〜21:00/日・祝日11:00〜19:00(毎週月曜休み)


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