浦さやかインタビュー① こだわりの仕事道具。進化を重ね、第4形態に!

特集・インタビュー
浦さやかインタビュー① こだわりの仕事道具。進化を重ね、第4形態に!

有名美容師や異業種のプロフェッショナルが、愛用品とその思い出について語る「千一夜モノ語り」。
第2夜は、独自の感性が光り、突き抜けた印象を与える、otope(オトペ)の浦さやかさん。カラフルなヘアとキュートな人柄の浦さんは、業界内を問わず熱烈なファンが多いことでも知られます。
愛用品には、人柄や生き様が表れるもの。今年11月、原宿・明治通り沿いにサロンを拡張移転した浦さんに、これまでの道のりと共にあった愛用品、今後の展望を聞きました。

⇒千一夜モノ語り 浦さやかの愛用品 ①前編 ②中編 ③後編

千一夜モノ語り 第2夜 (前編)

個性的なスタッフ × 無機質なサロン

otope白い空間

天井から壁、床、テーブル、ベンチまで、すべて真っ白の無機質な空間

──浦さんと言えば、ショートバングとカラフルな髪のイメージです。今日もピンクの三つ編みですね。

これ、ヘアカラーはしていないんです。カラーシャンプーだけ。色味が濃いのと薄いのを混ぜるとちょうどいい感じになります。

濃い方は大体『Ancels』で、薄い方は『CALATAS』『N.』『ALES』あたりが多いかな。

──しっかりブリーチされた髪なので、ピンクの発色が綺麗ですよね。otopeのお客様は、ブリーチをする人が多いのでしょうか?

学生さんから40代の方まで、ブリーチをされますね。美容師やファッション関係など、ヘアで遊べる仕事の方が多いです。

私もスタッフも個性的な頭で、お客様もビビッドなカラーやダブルカラーにされるので、店内がカラフルに(笑)

──対照的に、壁やインテリアは白を基調とした無機質な感じです。

背景は白い方が、カラフルなのが浮き立つので。逆に、無機質な方がカワイイ。個性あるスタッフ自身が、うちのインテリアです。

進化を重ねる『浦さんの美容師エプロン』

浦さんの美容師エプロン

浦さんの美容師エプロン。スタッフの分も、浦さんが手づくりしている

──浦さんも、スタッフの皆さんも、シザーケースはエプロンタイプなんですね。

私がつくった『浦さんの美容師エプロン』です。腰に巻くシザーケースは、服のテイストをじゃまするんですよね。エプロンだとカワイイ。

それに、ヒトの身体にとって左右どちらかに負担が偏るのは良くない。身体が疲れないもの、身体が歪まないものをつくりたかったんです。

──どんな工夫をしているんですか?

いろいろ入れられるようにポケットをたくさんつけました。前かがみになってもハサミが落ちないようにポケットを深くして、首が痛くならないよう肩ひもを工夫しています。素材は、使うほど味が出る牛革やデニムです。

改善に改善を重ね、ここまでたどりつきました。これが、一番のこだわりの仕事道具。いま使っているのは、『浦さんの美容師エプロン』第4形態です!

みんなでリメイク、看板もリメイク

otope看板をリメイクしたテーブル

看板を天板に生かしたテーブル(左)とリメイクした鏡

──縫い直した跡がたくさんあって、何度も調整しているのがわかります。ハンドメイドがお好きなんですね。

けっこう何でもつくりますね。ここは美容室の居抜きなんですけど、私とスタッフで壁も床もカウンターも白く塗りました。鏡は縁のうねうねした装飾を削って、これもペンキで白く。

前の店から、使えそうなものは全部持ってきてリメイクしています。本棚の前にあるテーブル、この天板は移転前の看板でつくりました。

──表参道にあった時のotopeの看板ですか?

そうです。こんな大きなアクリル板を捨てるのはもったいないし、前の店の看板を持ってくるっていいなと思って。

脚だけ買って、天板はアクリル板と木板を重ねてセメントを塗り、白いペンキで仕上げました。

──テーブルまでつくっていたとは驚きました。本当に多才ですね。

いえいえ、趣味の延長です。テーブルが欲しいけど、普通のは置きたくなかったので。欲しいものは自分でつくった方が、自分にぴったりのものができるのでいいですよ。

アイデアは、何かをつくっている時に湧いてきます。何もしていない時は何も起きない。だから、いつも手を動かしています。

千一夜モノ語り 第2夜 浦さやかの愛用品
⇒①前編/浦さんの美容師エプロン
②中編/iPad Pro+Appleペンシル
③後編/自分でリメイクしたセットイス

関連アイテム
・ピンクのカラートリートメントバター⇒Ancelsと、その業務用
・ピンクのカラーシャンプー⇒ALESカラーピンクシャンプー

■浦さやか(うら・さやか)
otope(オトペ)代表。1979年、長崎県生まれ。都内のヘアサロン1店舗を経て、2005年に「FLOWERS」の設立に参画し、ディレクターに就任。2015年「FLOWERS」のセカンドブランド「otope」を立ち上げ、代表に就任。独特の感性を生かした斬新なデザインが人気で、業界内外に熱烈なファンを持つ。サロンワークを中心に、一般誌や業界誌の撮影、セミナー、ヘアショー、商品開発など、幅広い分野で活躍している。

■otope(オトペ)
http://otope-930.com/
Instagram:urarararaura(個人アカウント)、otope_930(otopeアカウント)
住所:東京都渋谷区神宮前6丁目5−6 サンポウ綜合ビル301号室
TEL:03-6712-6046 

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