
日々の生活を彩る新たな提案で、美容や健康、食品など幅広い分野を活性化させているギフト・ショー(写真は2025年春の展示より)
2025年9月3~5日の3日間、東京ビッグサイトで「第100回 東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2025」が開かれる。
日本最大のパーソナルギフトと生活雑貨の国際見本市として、バイヤーにトレンドを伝えてきた歴史あるイベントが今回、100回目の開催を迎える。
2025.08.13更新(2025.08.13公開)
2769社が出展の見込み
今回のギフト・ショーは、同時開催展(海外22の国と地域から822社)を含め、2769社が出展の見込み。今年春の開催時は出展2728社、総来場者数22万4401人だった。
100回目の開催にあたり、イベント全体の統一テーマは「平和と愛の贈り物」。時代の半歩先を見据え、「アップサイクル」「アニバーサリー」「インバウンド」「ダイニング」の4分野のテーマから、パーソナルギフトと生活雑貨の売り場展開を提案する。
時代に即した切り口で提案
昨今、多くの分野で新たな消費者として注目されている、Kid(キッズ)×Adult(アダルト)の合成語で「子ども心を持った大人」を意味する「キダルト」を軸とした展示イベントを企画。
また、「人生100年時代」とも言われる中、ケアラーとケアされる側、双方の「安心・快適・ストレスフリー」を実現し、QOL(生活の質)向上をサポートする介護・ケア用品も紹介。「人生100年時代のシニアケアサポートグッズ」として、付加価値の高い製品と情報を公開する。
美と健康ビレッジ
「美と健康ビレッジ」エリアでは、「ビューティー&コスメティックフェア」と「ヘルスケアフェア」を開催。化粧品、美容機器、ダイエット用品、オーラルケア用品、リラクセーションアイテムなど多様な製品が紹介される。
注目のテーマは、快眠。リラックス効果が高い繊維を使用したパジャマや枕の紹介など、睡眠を軸とした疲労回復への提案が期待される。
このほか、「韓国コスメパビリオン」も併設。根強い人気を誇るK-Beautyの最新情報とプロダクツが発信される。

充実の同時開催展
会場では期間中、ギフト・ショーの他、以下の展示会を同時開催する。
LIFE×DESIGN(第18回)
デザイン、ものづくり、ライフスタイルを切り口としたエリアに約550社が出展。テーマは「自分の好きと、私の良いなと あなたにぴったりは違うけど みんなとってもいい感じ」。
LIVING&DESIGN2025
家具、インテリア、内外装メーカー等の住空間を彩る出展者が集結し、心地よい住まいを実現する新商品の発表やリノベーション提案を行う。特別企画として「木材を使った家具のデザインコンペ2025」を実施。
グルメショー秋2025(第38回)
新しいフードマーケットを切り拓くプレミアムフードの見本市で、319社が出展予定。地域の生産者と売り場、生活者が商品に込められた価値を理解し、その想いを共有しながら大切に消費する、作り手と使い手の好循環な関係性づくりを目指す。
無料送迎バスや巡回シャトルも
会場となるビッグサイトでは、りんかい線国際展示場駅と東京ビッグサイト東展示場を往復する無料送迎バスの運行をはじめ、東展示棟と南・西展示棟を結ぶ無料会場巡回シャトルを用意する。
ギフト・ショーおよび同時開催展は入場無料だが、事前に公式サイトからの来場者登録が必要。
なお、次回の「第101回ギフト・ショー」は、2026年2月4〜6日に行われる。
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