
ヤーマンの2025年12月期第1四半期決算(2025年5月1日~7月31日)は、新規取引先開拓の遅れやインバウンド客の落ち込みなどが影響し、売上高46億8800万円(前年同期比18.4%減)だった。営業利益は8億3000万円の赤字となった。
なお、2025年12月期は、決算期変更の経過期間に伴い8カ月間(2025年5月1日~12月31日)の変則決算となる。
売上高、営業利益、経常利益、包括利益、純利益
2025年12月期第1四半期決算(2025年5月1日~2025年7月31日)※連結
売上高
46億8800万円(前年同期比18.4%減)
営業利益
△8億3000万円(-)
経常利益
△8億1200万円(-)
包括利益
△7800万円(-)
親会社株主に帰属する四半期純利益
△8億7700万円(-)
1株当たり当期純利益
△15円94銭(-)
潜在株式調整後1株当たり四半期期純利益
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セグメント別売上高の概要
セグメント | 売上高 (百万円) | セグメント利益 (百万円) |
通販 | 576 (49.2%減) | 135 (52.7%減) |
店販 | 1388 (29.6%減) | 34 (91.9%減) |
直販 | 1588 (3.8%減) | 162 (45.7%減) |
海外 | 982 (4.2%増) | △185 (-) |
その他 | 152 | 89 |
主な取り組み
○ 海外でホームエステブランド「mysé」を本格展開。CBE展覧会(中国)に化粧品ブランド「Hakase Beaute」で出展(5月)
○ 中国国外の家庭用美顔器ブランドとして初めて、ラジオ波搭載の美容機器が中国国家薬品監督管理局(NMPA)より第三類医療機器として認可を取得(6月)
○ 「フォトプラス プレステージ SP Ⅱ」が天猫(Tmall)の電子美容機器カテゴリーで単品売上1位、「リフトロジー」が小紅書(RED)の美容・フェイシャル機器部門で単品売上1位を獲得(6月)
○ 米国でヘアボリューマーの販売を開始(6月)
○ 歯ブラシ型美容機器「オーラルリフト」のMakuakeプロジェクトを実施。美容家電ジャンルでMakuake歴代1位の記録を樹立(6〜7月)
○ 完全コードレスのマスク型美顔器「ブルーグリーンマスク リフト」を日本先行で発売(7月)
○ ベトナムでEC展開(Shopee/TikTok)を開始
○ サウジアラビアで、オンラインとクリニックにて販売開始
○ 台湾で34店舗でフォトプラスシャイニーネオの販売開始
○ 2025年の「Luxury Lifestyle Awards」で世界TOP100美容ブランドに選出
今後の予定
○ 「ブルーグリーンマスク リフト」を通じ、国内LEDマスク市場の創造とグローバル市場でのシェア拡大
○ 「オーラルリフト」のインフォマーシャル、WEB広告、TikTokなどのオンライン施策を強化。また、既存販路に加え、歯科・医療・接骨院ルート、フィットネス・介護施設などの新規販路導入
○ 簡単操作でテレビの音が聞こえるスピーカー「聞こえる音」を販売
○ ベトナム(ホーチミン、ハノイ)にてイベントを開催
○ 米国でTiktokを通じ、認知拡大を図る
通期の業績予想
2025年12月期(2025年5月1日~2025年12月31日)※連結
決算期変更のため、通期予想に対前年比は記載していない。
売上高
180億円
営業利益
4億5000万円
経常利益
4億500万円
親会社株主に帰属する当期純利益
2億5000万円
1株当たり当期純利益
4円54銭
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