
アメリカのトランプ大統領がベネズエラを攻撃し、大統領を拘束しました。
年始から世界は緊迫化の一途を辿っています。
今回の「週刊タイパニュース」では、最新の国際情勢について解説していきます。
年始からトランプ大統領がベネズエラ攻撃!
こんにちは!ジャーナリストでVTuberとしても活動している宮原健太です。
2026年を迎えたばかりの1月3日、アメリカのトランプ政権はベネズエラの首都であるカラカスを攻撃し、マドゥロ大統領とその妻を拘束、アメリカに連行していきました。
大国であるアメリカの武力行使は世界に衝撃を与え、国際情勢は緊迫化しています。
なぜ急にアメリカはベネズエラを攻撃したのか。
その背景について今回は解説します。
なぜアメリカはベネズエラを攻撃したのか?
まず、ベネズエラからアメリカにはコカインなどの麻薬が密輸されてきました。
アメリカはマドゥロ大統領自身が麻薬密輸を主導しているとして、麻薬テロ共謀などの罪で起訴。
その裁判にかけるためにベネズエラを攻撃し、大統領を拘束したというのが表向きの理由になります。
実際に、1月5日からはニューヨーク連邦地裁でマドゥロ大統領の罪を問う裁判が始まりました。
真の狙いは石油利権!?
しかし、本当の狙いは別の所にあると言われています。
というのも、アメリカで発生している麻薬問題はメキシコから流入しているフェンタニルのほうが重大であるためです。
一方で、ベネズエラは石油埋蔵量が世界最大であり、その利権を獲得するためにトランプ大統領は攻撃を仕掛けたとみられます。
もともと、ベネズエラにおいてはアメリカ企業が石油産業を率いていましたが、同国が社会主義化する中で企業の資産を接収し、企業はどんどん撤退。
一方で、ベネズエラで取れる石油は粘度の高い重質原油で、精製するためには特殊な技術や設備が必要であり、その資源を十分に活かしきれていない状況が続いていました。

国際法違反との批判が相次ぐ!
また、マドゥロ政権が反米であり、かつ、中国やロシアが後ろ盾としている中で、その影響力を削ぎたいという思惑もあったと見られます。
しかし、今回アメリカがベネズエラに対していきなり武力攻撃を仕掛けたことについては、世界各国から「国際法違反」との批判が相次いでいます。
今回のアメリカの行動によって、国際情勢はどうなってしまうのか。
次回もトランプ大統領のベネズエラ攻撃について解説していきます!
ぜひ、お楽しみに!

宮原 健太
ジャーナリスト、YouTuber
1992年生まれ。2015年に東京大学文学部を卒業し、毎日新聞社に入社。宮崎、福岡でさまざまな事件、事故、災害現場の報道に携わった後、東京政治部で官邸や国会、政党や省庁などを取材。自民党の安倍晋三首相や立憲民主党の枝野幸男代表の番記者などを務めた。2023年に独立してフリーで活動を開始。文春や集英社、PRESIDENT Onlineや現代ビジネスなど様々な媒体に記事を寄稿している。YouTubeチャンネル「記者VTuberブンヤ新太」ではバーチャルYouTuberとしても活動しており、日々のニュースを分かりやすく解説している。
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文・図表/宮原健太(ジャーナリスト)
