
2025年は総理大臣が変わるなど激動の1年間となりました。
どのような1年だったのか、ニュースを通して振り返っていきましょう。
今回の「週刊タイパニュース」では、今年のニュースについてまとめます。
政治も経済も大きく動いた1年に
こんにちは!ジャーナリストでVTuberとしても活動している宮原健太です。
皆さんにとって2025年はどのような1年間でしたでしょうか。
調子が良かった人も、悪かった人もいるかもしれません。
一方で、今年は政治や経済も大きく動いた1年でした。
今回はニュースを通して1年を振り返っていきたいと思います。
高市首相が誕生!流行語大賞にも
まず、政治は何より総理大臣が変わって高市早苗首相が誕生しました。
「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」が流行語大賞を取ったことは記憶に新しいですが、そもそも政治が大きく動いたきっかけは、7月に投開票された参院選で石破政権が惨敗したことです。
当時は参政党が大きく躍進したことも注目され、外国人問題への関心が高まりました。
一方で、参院選後には自民党との連立から公明党が離脱し、かわりに維新が参入するという出来事もありました。
政府与党の保守色が強まっているとも言われる中で、日中関係の悪化なども起きていますが、一方で政権支持率は高い状態が続いており、これがいつまで続くかにも注目が集まります。
トランプ関税に翻弄された経済
経済分野で一番話題になったのは、やはり「トランプ関税」でしょう。
アメリカが自国の産業を活性化するために、他国に対して次々と関税をかけ、日本に対してはもともと2.5%だった自動車関税を一時は27.5%まで引き上げました。
石破政権における交渉によって、自動車関税は15%まで下がりましたが、しかし、自動車産業への影響は今も続いています。
自動車は日本のお家芸でもあるので、そこへのダメージが来年春の賃上げ交渉にどのような影響を与えるのかも注目されます。

クマ出没は過疎化とも密接な関係
最後に社会問題に関するニュースですが、こちらは多岐にわたるため選定が難しいですが、やはりクマが全国各地に出没したことは強く印象に残っているのではないかと思います。
このクマ問題、実は地方の過疎化とも密接な関係があります。
これまで人里だった場所から人がいなくなり荒れると、クマがいる山と市街地が茂みなどで繋がってしまい、住宅街などにもクマが出てくるようになってしまったというのです。
クマは基本的には人に近づこうとしないので、人里があればそこでブロックされるのですが、そういった障壁が弱くなっているわけですね。
1年間ありがとうございました!
このように、今年も様々なニュースが話題になる中で、多岐にわたって解説をしてきました。
1年間、大変ありがとうございました。
新年も1月2日から更新し、次回は2026年を展望する記事をお届けします!
ぜひ、お楽しみに!

宮原 健太
ジャーナリスト、YouTuber
1992年生まれ。2015年に東京大学文学部を卒業し、毎日新聞社に入社。宮崎、福岡でさまざまな事件、事故、災害現場の報道に携わった後、東京政治部で官邸や国会、政党や省庁などを取材。自民党の安倍晋三首相や立憲民主党の枝野幸男代表の番記者などを務めた。2023年に独立してフリーで活動を開始。文春や集英社、PRESIDENT Onlineや現代ビジネスなど様々な媒体に記事を寄稿している。YouTubeチャンネル「記者VTuberブンヤ新太」ではバーチャルYouTuberとしても活動しており、日々のニュースを分かりやすく解説している。
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文・図表/宮原健太(ジャーナリスト)
