アクシージアの2026年7月期第1四半期決算（2025年8月～10月）は、売上高が前年同期比17.9%増の36億3100万円、営業利益は同7.1%増の6100万円、経常利益は同148.3%増の1億2700万円と、増収増益だった。
中国最大級のECイベント「W11」での好調などにより、中国EC売上が伸長。中国版TikTokのDouyin（ドウイン）や、Tmallでの売上が前年同期比40.9%増となったほか、粗利益率が高い「AGドリンク」の売上拡大も奏功した。
売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益
2026年7月期第1四半期決算（2025年8月1日～10月31日）※連結
売上高
36億3100万円（前年同期比17.9%増）
営業利益
6100万円（同7.1%増）
経常利益
1億2700万円（同148.3%増）
親会社株主に帰属する当期純利益
6900万円（同138.0%増）
1株当たり当期純利益
3円5銭
※包括利益 1億4700万円（同136.0%増）
主な取り組み
○ 中価格帯インナーケア新製品「ヴィーナスレシピ PQドリンク プラス」を発売（8月）。主に中国市場で販売を強化
○ 「エイジーセオリー UVプロテクションクリーム」が中国当局NMPAより特殊化粧品の行政認可登録を取得（9月）。越境ECに加え、一般貿易でも販売が可能となり、タッチポイント及び販路が拡大
○ 日本市場向けの自社ブランド「ベルバイ」から、フレグランス商品を発売（9月）
○ 「ベルバイ」と並ぶ日本向け注力ブランド「リスブラン」のブランドコンセプトを刷新、価格改定を実施。化粧品専門バラエティショップ中心に販売チャネルを拡大（10月）
○ 中国最大級のECイベント「W11」にて、中国EC旗艦店全体のGSV（総売上）が過去最高（前期比16.2%増）を記録
今後の予定
○ アジア最大級のBtoB専門美容見本市「COSMOPROF Asia Hong Kong 2025」に出展（11月）
○ 「Tokyo Beauty Week」で体験型イベント『Tokyo Beauty Studio』に参画（11月）
○ 抽選により総額1000万円相当のビットコイン（BTC）を贈呈する特別株主優待実施（11月）
○ アットコスメ初の海外フラッグシップショップとなる@cosme HONG KONGにて商品取り扱い開始（12月）
○ 「ヴィーナスレシピ ザピュアドリンク」が機能性表示食品として受理（12月）
○ アットコスメストア mozoワンダーシティ店にて「アクシージア ビューティーアイズ」「リスブラン」の取り扱い開始（12月）
○ 日本事業におけるTikTokのインフルエンサー施策に注力
○ 東南アジア（マレーシア、シンガポール、ベトナム、ミャンマー）でインフルエンサーを起用したライブ販売を積極的に実施。さらなるEC販売強化へ
通期の業績予想
2026年7月期（2025年8月1日～2026年7月31日）※連結
通期の業績予想について、修正はない。
売上高
144億4000万円（前年同期比7.1%増）
営業利益
5億7000万円（同11.0％増）
経常利益
5億6000万円（同11.1％増）
親会社株主に帰属する当期純利益
3億7000万円（同15.4％増）
1株当たりの当期純利益
16円23銭
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