ショート動画は開始3秒が勝負! ブンヤ新太のYouTubeバズ講座(4)

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ショート動画は開始3秒が勝負! ブンヤ新太のYouTubeバズ講座(4)

YouTubeチャンネルを始めて、どんな動画を作れば良いか。

前回の記事「0から始める際に作る動画はこれだ!」では、まずはショート動画を作って視聴者を集めるべきだという話をしました。

YouTubeバズ講座」の連載第4回では、そのショート動画を作る際のポイントについて説明します。

どんなショート動画を作ればよいか?

こんにちは!ジャーナリストでVTuberとしても活動しているブンヤ新太です。

自分の手で、これまでに200本以上の動画をつくり、「記者VTuberブンヤ新太」で公開しています。

前回、YouTubeチャンネルを0から始める際には、ショート動画を作ることが、多くの視聴者に動画を見つけてもらえて効果的だと解説しました。

では、どんなショート動画を作れば良いのか。今回は具体的に説明していきます。

撮影機材と編集ソフトについて

動画作りといえば、どんな撮影機材を買って、どんな動画編集ソフトを使えば良いかも気になるかと思います。

最近はスマホのカメラがものすごく高画質になっているので、よほど凝った動画を作ろうとしない限りは、撮影はスマホで事足りるでしょう。

そして、動画編集ソフトですが、こればかりは自分が作りたい動画の水準や、持っているパソコンの種類などによります。

私は「Filmora」という有料ソフトを使っていますが、これは高度な動画編集も可能なもの。

単にスマホで撮った映像に字幕を入れるだけなら、無料ソフトでも十分でしょう。

開始3秒のつかみが勝負

さて、実際の動画作りですが、ショート動画においては最初の3秒が勝負となることを頭に入れておいてください。

皆さんも、YouTubeでショートフィードや、TikTokを見る時には、動画の開始3秒くらいで興味があるか否かを判断してスワイプをしているのではないかと思います。

つまり、3秒で興味を引くことが出来なければ、動画がなかなか見られず、そうするとYouTubeも視聴者にオススメをしてくれなくなります。

逆に言えば、3秒で興味を持ってもらえる動画を作れば、一気にバズる可能性もあるのです。

どのように興味関心を引くか

例えば、料理に関するショート動画では、冒頭に完成された絵が出てから、野菜を切るなどの料理工程を映し出しているものが多いと思います。

これは、いきなり野菜を切っている映像を出されるよりも、完成した料理をまず初めに示したほうが興味を持ってもらえるためです。

同じことを美容師さんが投稿している動画で言えば、カットし終わった後の素敵な髪形の映像を最初に映し出してから、カットの工程に入っていくものも多いですね。

(完成形を最初から正面で見せるのではなく、後ろ姿を見せることで「正面からの完成形が見たい」と思わせるような動画の作り方をしている人もいました。非常に戦略があって上手いと思います)

また、私はニュース解説のショート動画を出す場合が多いのですが、この場合は最初にニュースのテーマを大きく文字で見せて興味を引くように努力しています。

これは、美容師さんの動画でも応用可能で、最初に文字で「ショートヘアに大変身!」などとテーマを映すことで、興味を持ってもらうことができるのです。

YouTubeショート動画は開始3秒で興味関心を引くことが重要!

上の図に載せているショート動画のリンクはこちらになります。開始3秒の見せ方の参考にしてみて下さい。

次回はショート動画のテンプレについて解説をしていきます。

ぜひ、お楽しみに!

記者VTuberブンヤ新太(プロフィール画像)

ブンヤ新太

記者VTuber

1992年生まれ。2015年に東京大学文学部を卒業し、毎日新聞社に入社。宮崎、福岡でさまざまな事件、事故、災害現場の報道に携わった後、東京政治部で官邸や国会、政党や省庁などを取材。自民党の安倍晋三首相や立憲民主党の枝野幸男代表の番記者などを務めた。2023年に独立してフリーで活動を開始。バーチャルYouTuberとして活動しているYouTubeチャンネル「記者VTuberブンヤ新太」では日々のニュースを分かりやすく解説。200本以上の動画を制作し、チャンネル登録者数は7000人を突破、Xのフォロワー数は約1.8万となっている。本名は宮原健太で、文春や集英社、PRESIDENT Onlineや現代ビジネスなど様々な媒体に記事を寄稿している。

▽YouTube=https://www.youtube.com/@bunyaarata

▽X=https://twitter.com/bunyaarata

▽note=https://note.com/bunyaarata

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編集/大徳明子 文・図表/宮原健太(ジャーナリスト)

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