
あきは柔整の利用状況
ホットペッパービューティーアカデミー(リクルート社)は「鍼灸・接骨院に関する利用実態調査2025」を発表した。
目次
「あはき柔整」の利用率は14.5%、前年から1.5ポイント減少
「あん摩・指圧」「鍼灸(はりきゅう)」「接骨・整骨」の頭文字を取った呼称である「あはき柔整」。
利用率が最も高いのは「接骨・整骨」で、10代では前年から1.8ポイント増加している。なお「あはき柔整いずれか」を見ると全年代とも減少傾向にある。

「保険適用なし」での利用率は全体で10.5%
特に10代では「接骨・整骨」の利用率が2ポイント以上増加。なお「接骨・整骨」では、20代の7.4%が世代別で最も高い利用率に。

1回あたりの利用金額は「鍼灸」が最も高く平均7413円
30代・50代で利用金額が増加。20代は7000~8000円台と高い傾向にあるものの、利用金額そのものは減少している。

利用理由のトップは「心身がリフレッシュできる・癒やされる」(37.0%)
利用理由は「心身がリフレッシュできる・癒やされる」がトップ。
次いで「自分の体質・体調に合わせて適切に施術してもらえる」(34.0%)、「すぐに効果を感じられる」(31.2%)、「症状を根本から改善することができる」(25.2%)となっている。

利用目的は「頭痛・肩や首の痛み、腰痛などの解消」(38.5%)
40~50代は「体のメンテナンス」「体の痛みの解消」など身体ケア目的の利用が顕著。30代では、「眼精疲労の解消」が昨年より5.6ポイント増加した。
20~30代では、「脚周り、顔周りやボディーラインの悩み解消」など、部分に特化して利用する割合が高い。

ネット予約は「施設検索・予約サイト」が最多
20~30代では「LINE」での予約が20%程度。年代が低くなるほどSNSでの予約が増えている。20代のSNSでの予約は27%にのぼる。

「保険適用なし」における市場規模は3947億円。男性市場は2年連続で増加
市場全体は前年比8.4%減だが、男性は2213億円で前年比4.5%増。前年に続き男性市場が増加している。なお女性は1734億円で前年比21.0%減となっている。

※「(株)リクルート ホットペッパービューティーアカデミー 鍼灸・接骨院に関する利用実態調査2025」より画像転載
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