BICホールディングス、ダリア、タチカワが資本業務提携解消

経営・業界動向

BICホールディングス及びダリア並びにタチカワは、2021年8月31日をもって資本業務提携を解消する。

BICホールディングス、ダリア、タチカワが資本業務提携解消

注目集めた、持ち株会社設立

食品や日用品など中間流通の再編が進む業界は多いが、美容業界は比較的、統廃合が少ない。

その中で、2017年2月にBICホールディングスが設立され、業界3位のダリアと6位のタチカワが​手を組むことで合算売上高199億円になるとして大いに注目を集めたことは記憶に新しい。

BICホールディングスの誕生当時(ダリア、タチカワが資本業務提携)
2016年12月にダリアとタチカワが資本業提携契約を締結、2017年2月にBICホールディングスが誕生した。BIC、ダリア両社とも高木進一氏が代表を務めている

さらに同年11月にはト-コーも加わり、合算売上高は230億円に増加。

ダリアの福岡、タチカワの新潟、トーコーの愛知を基盤に、北海道・沖縄をのぞく国内全域に営業網を構築し、地方ディーラーの躍進で美容業界にも再編の波が来るかと言われた。

BICホールディングスのグループ各社
BICホールディングスは、ダリア、タチカワ、トーコー、ダリア四国、ダリア佐賀、施工会社のダリアートを傘下に置く(BICホールディングスHPより)

意思決定のスピード求め、提携解消

提携によるスケールメリットを生かすべく、仕入やロジスティクス業務の統合、サロンサポートのノウハウ共有などを通じて成長を目指してきたが、設立から4年半となる2021年8月31日をもって資本業務提携を解消することとなった。

BICホールディングス、ダリア、タチカワが資本業務提携を解消
※資本関係はなくなるが、業務については今後も提携していく方針

3社は、資本業務提携について、一定の成果を挙げたとしている。

しかし、コロナ禍で経済状況が変化する中においては「意思決定を迅速に行い、それぞれの強みを活かして活動することが必要」との判断から解消に至ったという。

なお、資本関係はなくなるが、業務については今後も提携していく考え。ダリアとタチカワで改めて業務提携についての契約を交わす予定だ。

タチカワとは改めて代理店契約を

解消後の資本関係は、次の通り。

○タチカワ株主が保有する「BIC株式」
→BICホールディングスが自己株式として取得

○BICホールディングスが保有する「タチカワ株式」
→タチカワが指定する者に売却

このため、BICホールディングスとダリアの資本関係は従来通り継続。BICホールディングス及びダリアとタチカワの間の資本関係はなくなる。

8月末に資本業務提携を解消した後は、タチカワに関する仕入業務・ロジスティクス業務についてはタチカワが行うため、各サロンは改めてタチカワと代理店契約を締結する必要がある。

なお、東京にあったBICホールディングスの本社は、すでに昨年7月より福岡のダリア本社と同じビルに移転している。

株式会社BICホールディングス
・代表取締役社長 高木進一
・福岡市博多区博多駅南4-3-25 ダリアビル3階

株式会社ダリア
・代表取締役社長 高木進一
・福岡市博多区博多駅南4-3-25 ダリアビル

株式会社タチカワ
・代表取締役会長 立川智宏
・代表取締役社長 佐々木毅
・新潟市東区大形本町6-8-14

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