夏の紫外線対策、「一年中」が最多4割 日焼け止め「+α」は半数以上

経営・業界動向
夏の紫外線対策、「一年中」が最多4割 日焼け止め「+α」は半数以上

現代女性にとって、紫外線対策を必要としているのはもはや夏だけではない。

株式会社イークス(熊本市中央区/代表取締役:岡優治)が運営するroccoGiRL(ロッコガール)は、150人の女性を対象に、紫外線対策への意識調査を実施。

最多となる39%の人が紫外線対策を「一年中している」と回答した。

紫外線対策は「夏より早く」が半数以上

「夏の紫外線対策を始める時期」について質問したところ、「一年中している」と答えた人が39%で1位となった。

次いで2位は「5~6月から」で26%。「4月以前」も8%おり、「一年中している」人と合わせて過半数以上が、夏が始まるより早い段階から紫外線対策を意識し始めていた。

なお、「全然使用していない」は19%いた。

また、年代別で見ると、70歳以上をのぞく各年代で「一年中している」と答えた人の割合が最も高かった。ロッコガールは、「年代問わず美白やシミに対する予防意識が高くなってきているようだ」と分析している。

紫外線対策の意識調査(roccoGiRL)
紫外線対策を「一年中」している人は全体の約4割。年代別でも60代以下の各世代で最も多い回答となった(クリックで拡大

「日焼け止め」使用は8割とマストアイテムに

「対策のためにどんなことをしているか」については、全体の77%にあたる150人中115人が「日焼け止め」を使用していると答えた。紫外線対策には、日焼け止めがマストアイテムと言えそうだ。

その次に続いたのは、「日傘」「帽子」といった定番アイテム。

「飲む日焼け止め(サプリ)」は、5人と最も少なかった。なお、「その他」の1人は無効回答だった。

紫外線対策の意識調査(roccoGiRL)
日焼け止めの使用が断トツの1位(クリックで拡大

半数以上が日傘や帽子、UVコスメなどを併用

さらに、紫外線対策を複数併用している割合を見てみると、46%の人が「日焼け止め+物理対策」を行っていた。約半数の女性が、日焼け止めだけでなく傘や帽子といった物理的な対策も必要と考えているようだ。

次いで多かったのが、「日焼け止め+UVコスメ」の16%。日焼け止め+αの対策を行っている人が過半数を超える結果となった。

一方、「特に対策していない」は、全体の約10%にあたる150人中16人。何かしらの対策を行っている人がほとんどで、何もしていない人はかなり少数派だった。

紫外線対策の意識調査 紫外線対策を併用している人(roccoGiRL)
日焼け止め+αの対策をしている人は半数以上に上った(クリックで拡大

「こまめに塗り直す」「スプレータイプを持ち歩く」など工夫さまざま

紫外線対策として、具体的にあがった回答は以下のとおり。

・日焼け止めを携帯して外出先で塗り直す(20代後半 女性)

・なるべく日中で歩かない。歩いても帽子必須(20代後半 女性)

・日焼け止めをこまめに塗り直す。日差しの強い日の外出は控える(10代後半 女性)

・半袖を着るときもカーディガンを羽織る(20代前半 女性)

・日焼け止めクリーム、帽子、手袋、欠かせません(70代前半 女性)

・夏場はスプレータイプの日焼け止めを持ち歩きメイクの上から吹きかける(60代前半 女性)

・年中日焼け止め効果がある化粧品を使用して日傘をさすようにしている(50代後半 女性)

・日焼け止めをつけてなるだけ日陰のほうを歩く(60代後半 女性)

一番多かった意見は「日焼け止めを塗る」だった。さらに、日焼け止めを使う時には「一年中使用する」「外出先でもこまめに塗り直す」「スプレータイプを持ち歩く」などの工夫をしている人が多く見られた。

また、日傘や帽子、手袋(アームカバー)などの物理的な紫外線対策を組み合わせている人が多数いた。

そのほか「日焼け止め効果のある化粧品を使う」「日陰を歩く」「日中はなるべく出歩かない」など、多くの女性が紫外線対策としてさまざまな工夫をしていた。

紫外線対策は現代女性の美しさの秘けつ?

夏だけ行っている印象が強い紫外線対策も、最近の女性は一年中さまざまな対策をしていることが分かった。

ロッコガールは、「紫外線は老化の80%の原因とも言われている。年中対策を欠かさず行うことが、現代女性の美しさを保つ秘けつと言えるのではないか」と投げかけている。

髪の紫外線対策も、夏だけではなく、365日ニーズがありそうだ。

紫外線対策の意識調査

■ 調査日
2022年5月6日

■ 調査対象
15歳以上の女性150人
(10~20代:52人、30~40代:35人、50~60代:36人、70代以上:27人)

■ 調査方法
インターネット調査

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