ビューティガレージは2024年9月6日付で、マレーシアの首都クアラルンプールに100%子会社のBEAUTY GARAGE ASIA SDN.BHD. (ビューティガレージマレーシア)を設立した。
マレーシアへは2018年8月に進出したもののコロナ禍もあって2021年7月に撤退していたが、再進出を図る。
ポテンシャルの大きいマレーシア市場
ビューティガレージはシンガポールに現地法人を置いており、シンガポールとマレーシアは、距離的にも市場としても近い関係にある。
マレーシアの美容サロンからシンガポール現地法人への注文や問い合わせが増加しているといい、潜在的に大きな市場機会があると見ている。
シンガポール現地法人と連動
マレーシア法人とシンガポール法人を表裏一体型で運営・管理することで、シナジーを生み、収益性を高める考えだ。
シンガポール法人代表の田中綾一氏がマレーシア法人の代表を兼務し、ECサイトも共用する。「過去の失敗を踏まえ、有力な日本メーカー数社と販売代理店契約を事前に締結した。マレーシアにおける化粧品輸入ライセンスの取得ノウハウも得た」という。
なお、資本金は100万リンギット(約3500万円)で、業績に与える影響は軽微と見込んでいる。
文/大徳明子