
ネイルサロン「FASTNAIL(ファストネイル)」の運営、ネイルケア商品の販売などを手がけるコンヴァノの2026年3月期第3四半期決算は、売上収益が前年同期比292.8%増の91億9500万円、営業利益は前年同期の赤字から44億1400万円へと大幅に改善した。第1四半期、第2四半期に続き、高い成長を維持している。
業績は、コンサルティング事業とヘルスケア事業の拡大、投資案件の売却益が寄与。データストラテジーやAI関連案件の受注増、高単価の医療用ヒアルロン酸製剤の取扱拡大が成長を伸長した。
ネイル事業を基盤に美容領域へ事業を広げる”美容コングロマリット”戦略を推進し、収益構造の転換を進める。ファストネイルの分社化も検討しており、事業基盤の強化と成長投資の加速を図る。
売上収益、営業利益、四半期利益
2026年3月期第3四半期決算(2025年4月1日~12月31日)※連結
売上収益
91億9500万円(前年同期比292.8%増)
営業利益
44億1400万円(−)
税引前四半期利益
44億9800万円(−)
四半期利益
29億5800万円(−)
親会社の所有者に帰属する四半期利益
29億5800万円(−)
基本的1株当たり四半期利益
6円38銭
希薄化後1株当たり四半期利益
6円36銭
セグメント別の業績概要
| 事業 | 売上高 (百万円) | セグメント利益 (百万円) |
| ネイル | 2382 | 121 |
| コンサルティング | 3654 | 1163 |
| ヘルスケア | 1721 | 1167 |
| インベストメント&アドバイザリー | 1562 | 2109 |
主な取り組み
〇 シンクスヘルスケアがHM Solution Co. Ltd.との鼻筋形成用糸リフト素材の共同開発および独占輸入代行に関する業務提携契約を締結。日本市場における輸入代行業務を開始(10月)
〇 Convano Investments Limitedを設立し、暗号資産・WEB3関連事業へ参入(11月)
〇 ビットコインを活用した財務戦略から、AI・ヘルスケア・M&Aを軸とする成長戦略へ転換(11月)
〇 2026年3月期の通期業績予想を修正(11月)
今後の予定
〇 FASTNAILの100店舗体制の基盤確立時期を前倒し(2030年3月期から2027年3月期へ)
〇 FASTNAILを恵比寿駅前、自由が丘駅前、葛西駅前に出店(1月)
〇 FASTNAILを関内、高崎駅前、川口駅前、本厚木駅前に出店(2月)
〇 DataStrategyが医療機関顧客向け信販会社の与信審査AIを開発。オルトプラスとの提携により、医療系AIスコアリング事業を開始(2月)
〇 LG chem ltd.との業務提携契約により、医療材料のPMDA承認取得を目指す(2月)
〇 METABIOMED Co.,Ltd.と業務提携し、糸リフト市場へ本格参入(2月)
〇 HM Solution Co., Ltd.との提携により、コストやリスク面で優位性のある素材の輸入代行を開始。鼻筋形成需要への対応力強化や糸リフト製品のラインアップ拡充を図る(2月)
〇 シンクスヘルスケアがLG Chem Ltd.と提携し、医療用ヒアルロン酸製剤を上市(2月)
〇 期末配当予想を1株当たり0円から1円に修正(2月)
〇 ヴァージン諸島に暗号資産関連事業やWEB3事業を運営する子会社を設立(2026年3月期中)
〇 米国OTCQX Internationalへの上場を計画(2027年3月期末)
通期の業績予想
2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)※連結
通期の業績予想について、2025年11月21日に修正した。
売上収益
149億5000万円(前年同期比361.3%増)
営業利益
59億9000万円(−)
税引前利益
59億9000万円(−)
親会社の所有者に帰属する当期利益
39億1800万円(−)
基本的1株当たり当期利益
7円70銭

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